コロナ禍を機にこれからの社会―地域を考える 連続ウェブセミナーのご案内

 「コロナ禍の惨状から、あらためて世界の様々な著名な研究者が将来社会について言及しています。しかし、現実には医療崩壊、格差の更なる拡大、セーフティーネットや精神的ケアら対する施策の後退が現れています。結果、非正規労働者の困窮、失業の増大、特に若者や女性の自死が増えるなどの深刻な事態が生じています。こうした状況下で『格差、貧困、差別』と闘う活動を取り上げ、今の社会は何を必要としているかを考えていきます」という狙いで、連続ウェブセミナーが開かれます。主催は社会的連帯経済を推進する会(東京都中野区新井2-7-12-25号 協同センター・東京内。TEL:03-3389-8572) 

第1回セミナーの概要は次の通りです。

日 時:6月20日(日) 14時~16時30分
テーマ:「格差、貧困、差別に社会的連帯経済はどのように立ち向かえばよいか」
スピーカー:稲葉剛氏(つくろいファンド東京代表理事)、
      瀬戸大作氏(反貧困ネットワーク事務局長)
参加費:無料(Zoomウェビナーによる配信)
お申込みフォーム:https://forms.gle/ez2ZtiRw2aQ4VzKB8

 なお、社会的連帯経済を推進する会は、社会的連帯経済について「現在、世界の経済および生態系が危機にさらされています。そこで私たちは社会的連帯経済の創造と発展をつうじて『よりよい生活』『よりよい世界『を構築することが不可欠であると考えます。社会的連帯経済とは信頼と協力によりこれらの問題を解決し、地域の多種多様な地域共同体の連帯性を深める経済のことを指しています」と述べています。

初出:「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/