ハンスト宣言 九電川内原発正門前ハンスト行動から
九州電力は川内原発1号機に続き、またもや2号機の再稼働を強行しようとしている。
私たちは、福島事故の教訓を活かすことなく再稼働に走る国や県、電力会社に対し再三にわたって申し入れ、抗議行動などを行ってきた。しかし、そうした国民の声を返りみるどころか、肝心の九電に至っては、 再稼働に伴う安全確認、万一の際の避難計画など、周辺30キロ圏を主体とする住民の当然の説明要求さえ無視するという、およそあり得ない傲岸不遜な姿勢を崩そうとしない。
こうした問答無用の強硬姿勢は何処からくるのか。沖縄県民の民意を蹂躙する辺野古新基地建設強行、引いては国会に於ける戦争法の強行採決等と軌を一にするものだ。元凶は安倍政権である。
いまや、再稼働阻止が安倍政権打倒に直結していることが誰の眼にも明らかだ。原発も沖縄も憲法蹂躙の戦争法も反安倍で一つになろうとしている。
安倍政権を倒すもっとも確実な手段は、選挙で安倍政権に連なる議員たちを議席から追い出すことである。
私たちは、九電が2号機起動を予定する10月15日に向け、10月11日より原発正門前でハンスト行う。
今こそ立ち上がろう。原発反対の思いを行動に転化しよう。自分ができることは何かを考え実行しよう。
非暴力抵抗の手段としてのハンストはその一環に過ぎない。―選挙はその先にある。
最後に。川内原発当局の安全運転を心より祈念しつつ。
2016年10月6日 九電川内原発正門前ハンスト行動
参加者一同
川内原発テントから 2号機再稼働の動きが迫る(s)
皆様
九州電力は10月15日、川内原発の再稼働を目指しています。
断じて許すことはできません。
下記の行動を提起します。チラシ等再度拡散お願いいたします。
1. 10月12日(月・祝)13:00より 鹿児島中央駅東口広場にて
「川内原発2号機再稼働を許さない!10.12全国集会」
集会後鹿児島市中心部をデモ
2. 10月15日(木)8:00より 川内原発ゲート前
「川内原発2号機再稼働を許さない!10.15ゲート前集会」
*また、10月11日 13:00より 川内原発ゲート前
原発再稼働「不同意」住民の会 により「2号機再稼働反対!ハンガーストライキ」が決行されます。(上記の宣言文参照)
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九州電力は2015年8月11日、川内原発1号機の再稼働に踏み切りました。しかし直後の8月20日、復水器からの海水漏出事故が発生しました。この復水器は2006年1月以降、9年以上も点検していなかったことが明らかになっています(2015.8.26朝日新聞)。しかも、原因究明は一切行わず、ただ漏れた管に栓をしただけです。
また川内原発2号機の蒸気発生器は、大きな問題を抱えています。九州電力が2009年11月、経産大臣に申請していた「川内原発2号機の蒸気発生器取替え等に関わる原子炉設置変更許可」願いは、2010年12月許可されています。2011年1月、鹿児島県知事も「了承」しています。交換の時期は、2014年度となっていましたが、未だに交換は行われていません。どういうことでしょう。老朽化した原発の安全性向上のために交換を申請していたはずです。
火山、地震、過酷事故対策、避難計画、使用済み核燃料など、様々な問題をかかえる川内原発、さらに2号機は未交換のままの蒸気発生器という問題が加わっています。
九州電力は10月15日、2号機再稼働と言っています。断じて許すことはできません。
つきましては下記の通り全国集会を呼びかけます。ふるってご参加ご協力方、よろしくお願いします。
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よろしくお願いします。
ストップ再稼働! 3.11鹿児島集会実行委員会
事務局 向原祥隆
10月5日の記録から
4日20時半頃、初めて見るような赤色灯が点滅し23時頃蒸気が噴出するような異音がしました、5日朝のゲート前行動で聞きましたが応答がありませんでした、何があってもツンボ桟敷です。 写真:・5日朝のゲート前 ・ハンガーストライキに応援を!いちき串木野市の羽島で2日間ビラ配りをしました。・歩道をさえぎるガードレール ・替え歌「有楽町で逢いましょう!」
一、あなたを待てば雨が降る 被曝をせぬかと気にかかる ああー、小雨にけむる久見崎テント灰も気になる我らが桜島 あなたと私の合い言葉「久見崎テントで逢いましょう!」 二、国民無視の再稼働 命より金の電力会社 ああー、企業倫理は何処へいった ゴミの始末も責任とらないこの不思議あなたと私の合い言葉「人ば殺して金儲け!」 三、福島事故を忘れたか 嘘までついてのオリンピック ああー、アスリートの健康が心配だ 今日も原発売り込みに金にまみれた政権だ あなたと私の合い言葉「人ば殺して金儲け!」 註:フランク永井の「有楽町で逢いましょう」の曲で歌ってみてくださいね。
10月6日(火)は東京地裁103号法廷で函館市大間原発建設差し止め訴訟の第6回口頭弁論が開かれた。約160名を超える傍聴者の参加があり、裁判報告集会も無事終えました。困難の増す中での持続的闘いが健在であることをしめしたとおもいます。川内現地の闘いに呼応した東京での闘いもあります。是非、参加を!
10月7日(水)2つの抗議行動
1.第15回九州電力川内原発再稼働をやめろ!九州電力東京支社抗議
日時:10月7日(水)17時30分より18時30分
場所:九州電力東京支社(JR有楽町駅前電気ビルヂング前)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
2.第25回東京電力本店合同抗議行動
東電解体!汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
原発再稼働は日本を滅ぼす
日時:10月7日(水)19時より20時
場所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)
よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎
テント企画の映画会
10月21日19時から
第二テントにて テント有志主催無料
親睦会(&ディスカッション) 20時半から
カンパ制
中国映画鑑賞会 第3回
独立系ドキュメンタリー映画
胡傑監督「私が死んでも」2007年、70分。
中国国内では見られない中国映画 日本語字幕付き