メキシコでさる7月1日、任期満了に伴う大統領選挙があり、野党の新興左派政党「国家再生運動」のアンドレスマヌエル・ロペスオブラドール元メキシコ市長(64)が当選しました。政権党を経験した伝統政党でない新興野党の候補が大統領に選ばれたのは初めてとのことです。有権者にとっては「無血革命」と言ってよく、スペイン植民地時代に源流をもつ支配階層が政治的大敗北を喫したと言っても過言でない、との見方もあります。ラテンアメリカの注目すべき動きと言ってよいでしょう。
ラテンアメリカの歴史と現状に詳しい伊高浩昭さん(ジャーナリスト・元共同通記者)が、次の要領で開かれる講演会で、今回の大統領選の評価を含めたメキシコ政治の変遷について話します。
■日時
2018年10月20日(土)17:00~19:00
■場所
立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館カンファレンス・ルーム(東京都豊島区西池袋3-34-1)
■演題
「トラテロルコ虐殺事件半世紀―メキシコ政治の変遷」
■講師
伊高浩昭氏(ジャーナリスト・元共同通信記者)
■入場
無料(予約不要)
■主催
立教大学ラテンアメリカ研究所
■問い合わせ
立教大学ラテンアメリカ研究所事務局
電話03-3985-2578
Mail: late-ken@rikkyo.ac.jp
初出:「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/