ドキュメンタリー映画「医の倫理と戦争」上映会

いま医療の現場で何が起きているのか
ドキュメンタリー映画「医の倫理と戦争」の上映会

「医の倫理と戦争」と題するドキュメンタリー映画の自主上映会が、1月24日(土)、西東京市富士町6-6-13 狸サイクル2階 多目的スペース響き床で開かれる。

この映画は、安全保障関連法に反対する医療・介護・福祉関係者の会とシグロの共同製作。77分。企画・伊藤真美、プロデューサー・山上徹二郎、監督・山本草介。

その内容について、上映会のチラシはこう述べている。
「現在の日本の医療現場が抱える様々な問題の根底には、第二次世界大戦における医療関係者による戦争犯罪への加担と、その隠蔽という事実がある。石井四郎が率いた『731部隊』に所属する医師たちは、中国人への人体実験を繰り返し、敗戦後その事実を隠蔽しただけでなく、人体実験で得た “知見” を自らの功績にかえ、戦後日本の医学界の中心に上り詰めた。そうした負の歴史と向き合い、『医の倫理』を掲げて戦争反対の声を上げ続ける医療関係者たちがいる。本作では、731部隊の真実を追いながら、現在の医療現場が抱える様々な問題に取り組む医療関係者たちの今を取材した」

企画者の言葉は次の通り。
「2013年に秘密保護法、2014年に防衛装備移転三原則、2015年に安全保障関連法、2017年に共謀罪の創設、そして沖縄で、日本の各地で、米軍だけでなく自衛隊のミサイル基地が、弾薬庫が、着々と新たに作られている。多くの人々が、戦争に備える必要性を受け入れ始めているようにもみえる。

戦争に備えることは、国策に動員され戦争に加担していく過程であったことを歴史から学ばなければならない。とりわけ医療者は戦争に真っ先に動員される。ナチスドイツに匹敵する日本の医療者による戦争犯罪の事実は、医療者さえも詳らかには知っていない。医療者が戦争に加担した歴史が、戦後アメリカとの密約のもと覆い隠されたまま戦後の医療界は形作られてきたからだ。

戦後80年の節目に、映画でインタビューに応じてくれた各人からの共通のメッセージ、かっこ『戦争に備えるではなく、医療者は戦争を起こさないことに全力をあげるべき』を届けたい。『倫理は法よりも高い基準の行為を要求し、ときには、医師に非倫理的行為を求める法には従わないことを要求します』。これは世界医師会の『倫理マニュアル』にある一文。『戦争を起こさないこと』はもちろん、『悪法には従わないこと』、それは容易なことではない。それでもなお、医の倫理にこそ従うべきであることが、真に医療者に問われている」

◆上映時間は15時~/17時~ 18時30分~ 自由参加の交流会あり(お食事&ワンドリクク¥2000円予定)
◆申込み・問い合わせ:pococine2501@gmail.com
(岩)