◆ドキュメンタリー映画「原発があるまちの記憶」製作プロジェクト
 ご協力のお願い
「原発があるまちの記憶」(仮題)制作へ向けて
東日本大震災から1年後、私は知人に同行し、双葉郡の双葉町に入りました。
 自宅は福島第一原発からわずか3キロ。高放射能の中で、許された数時間の一時
 帰宅。
 地震と津波と放射能の三つ巴にやられた町のありさまに、言葉を失いました。
 “生きながら死んでいくまち”とその人は言い、「どうしてこうなったんだろう」
 と悔しそうにつぶやきました。
 動揺してカメラを向けながら、私に何ができるのかと自問自答しました。
 ここに生きた人々の思いと記憶、願い。それを記録し、つないで紡いでいくこと
 で、これまでの道と、そして日本という国を描くことになると思いました。
 同じ地域にはかって常磐炭田もあり、首都圏にエネルギーを供給し続け、この国
 の経済と生活を支えてきました。
 周りには、美しい、日本の原風景のような光景が広がっています。
 近い東京だけではなく、その地に生き、そして今も生きている人々の本当の声が
 全国になかなか届きません。それを届けることができれば。
 また一方で、原発事故の収束作業、除染作業に黙々とあたる人々の姿があります。
 これからますます問題は深刻化し、表には出てこなくなります。
 そこを故郷とする人々の、失ったものの大きさを見つめ、尊厳を取り戻すお手伝い
 もしたい。それは福島だけではなく、各地に共通の課題だとも考えます。
 数年をかけて撮影していくつもりですので、自分たちの資金だけでは製作費を
 まかなえず、心をよせて下さる皆様にご協力をお願いする次第です。
 カンパをいただいた方々のお名前は、完成作品最後のクレジットに掲載させて
 いただきます。
 2014年3月11日
プロジェクト代表  熊谷博子(オフィス熊谷/映像ジャーナリスト)
 映画 『三池 終わらない炭鉱(やま)の物語』 監督
 (日本ジャーナリスト会議特別賞、放送文化基金最優秀賞など)
 著書 「むかし原発いま炭鉱」(中央公論新社)
 スタッフ  撮影 一之瀬正史 (『ナージャの村』『アレクセイと泉』
 ベルリン映画祭など受賞作品)
 録音 奥井義哉 (『三池』日本映画復興奨励賞など受賞作品)
 他
 フェイスブック https://www.facebook.com/genpatsu.machi.kioku 
 関連記事    http://www.asahi.com/articles/DA3S11233613.html 
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 ◎お問い合せ先
 〒134-0003 東京都江戸川区春江町5-10-81  吉田方
 「原発があるまちの記憶」映画製作プロジェクト事務局
 TEL: 090-6187-7110(西 晶子)/090-1935-0548(長沢義文)
 e-mail:genpatsu.machi.kioku@gmail.com
 ◎お振込先
 [口座名]「原発があるまちの記憶」映画製作プロジェクト
 [口座番号]00150−0−765046
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