バブル崩壊以来の大暴落の株式市場

本日の日本株市場、と云うより世界の市場では、中国発のバブル崩壊の影響で、本格的な危機の到来を告げるような値動きになった。 流石に、安倍政権内でも危機感が強まったようで、麻生財務相の緊張した顔付きが紙面に掲載された。

株安は、世界的であるが、日本株は、遂に18.000円の底が抜けてしまった。 此れほどの暴落は、久しく観たことが無い。 午前中は、買戻しの動きがあったのか、昨日と違い上げに転じた時もあったのだが、大引けでは底が抜けてしまった。 何処まで下げるのか恐ろしい。 あの日本のバブル崩壊時に似た状況と思われる。 あれよあれよ、と云う間に下げた市場に残るのは何だろうか。 他人の金でアホノミクスの演出をした人たちに罪悪感は無いのだろうか。

ロイターのコラムでは、「世界第2位の経済大国・中国を巻き込んだ協調体制が完成するまで、世界経済は何回も大きな「ショック」に直面し、そのたびに大きなコストを払うことになる「前兆」だと指摘したい。」との警告が掲載されたが、それは、「世界のマーケットは、しばらくの間、セーフティネットなしの「空中ブランコ」」になることだ、と云う(同紙)。

既に、中国では、其処から飛び降りた人々が多数になるのだが。

 

コラム:世界同時株安で難しい国際協調、長期化を懸念 ロイター Column | 2015年 08月 25日 13:28 JST

 

仮定の危機感を煽り、アメポチ宜しく自衛隊を米軍の尖兵に差し出す企みを止めて、早く中国と協調して対策を講じることが必要、と思われる。 こちらの危機は本物なのだから。