ベネズエラ情勢に関する公開研究会開催へ

10月22日(水)、明治学院大学白金キャンパスで

南米のベネズエラの情勢が世界的な注目を集めていますが、明治学院大学国際平和研究所が以下の要領で「ベネズエラ情勢とコムーナ(共同体):国家による戦争の時代に地域共同体はいかなる意味を持つのか」と題する研究会を開催します。

同研究所は研究会の狙いについて、こう述べています。
「グローバリゼーションの終焉とともに立ち現れたアメリカ、トランプの剥き出しのモンロー主義が向かう先の一つが、南米で故チャベス大統領の流れを汲む社会建設が進むベネズエラです。国家ぐるみで麻薬犯罪に関わっているというフェイクニュースを流しながら軍事的な政権転覆も視野に入れた重大な主権侵害を行なっています。そのベネズエラで世界的にも注目されている地域共同体運動があります。『コムーナ』です。100家族的程度の小さな地域の共同体が核となり、村、都市のレベルまで広範な市民の日々の暮らしを支え、仕事、医療、金融、食糧など、自律的に生きるさまざまな仕組みが作られつつあります。
それは単に、互助会的なものではなく、地域のことは自分たちで決定し、運営するという徹底的な『人民権力』に基礎を置く仕組みで、社会のあり方を『権力の所在』という根本から問い直す力を秘めていると言われています」

日時:10月22日(水)19時〜21時
場所:明治学院大学白金キャンパス 本館4階1406教室(東京メトロ南北線/都営地下鉄三田線の白金台駅から徒歩約7分、都営地下鉄浅草線の高輪台駅から徒歩約7分)
講師:西谷修氏(東京外国語大学名誉教授)、セイコウ・イシカワ氏(駐日ベネズエラ大使)
使用言語:日本語
参加費:無料
参加申込み:不要

※当イベントの取材を希望される報道関係者の方は、必ず事前に下記問い合わせ先宛てにご一報ください。
問い合わせ先=明治学院大学国際平和研究所
■TEL:03-5421-5652 ■FAX:03-5421-5653
■E-MAIL:prime@prime.meijigakuin.ac.jp
                               (岩)