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マルクス生誕200年記念シンポジウム日本語報告追加募集のご案内
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関係7学会合同企画
マルクス生誕200周年記念国際シンポジウム
「21世紀におけるマルクス」
日時:2018 年12 月22 日(土)・23 日(日)
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎 薩埵ホール他
日本語報告の追加募集のお知らせ
この度、シンポジウムの日本語セッションを大きく拡充することになりました。報告の追加募集いたします。下掲の要領にて、奮ってご応募くださるようお願いいたします。
<シンポジウムの趣旨>
マルクス生誕200周年記念国際シンポジウム「21世紀におけるマルクス」は、カール・マルクス生誕200年を記念して、経済理論学会および経済学史学会など関係7学会の合同企画として、21 世紀においてK.マルクスの理論・思想・学説がもちうる意義を、批判的観点も含め学術的に総合的・多面的に討議し、新たな社会科学・社会思想の開放的ビジョンの創出を目指して、海外関係諸学協会および主要研究者とも幅広く共同して開催いたします。
マルクスの思想と学説は、19 世紀に登場して以来、経済理論、社会思想、政治思想はもとより、現実の政治運動やプロセス、社会運動に多大な影響を与えてきました。わが国においても、戦前期も含めた日本の社会科学・社会思想に深甚な影響を与えてきたことは言うまでもありません。21 世紀に入った今、グローバル金融危機の発生、世界的な格差と貧困の増大、世界経済の構造変化など、世界的な政治経済・社会・文化動向の大きな変動を受け、大きく資本主義の未来が問われ、歴史的・総体的かつ批判的な視点にたったマルクスの思想と学説・その影響に対し、再び関心が大きく高まっています。マルクス『資本論』刊行 150 周年(2017 年)、マルクス生誕 200 周年(2018 年)を機に、国内外で、シンポジウムや雑誌特集・刊行企画など数多くの企画が組まれています。7学会合同「21世紀におけるマルクス」企画も、海外においてもすでに大きな反響を得ており、本国際シンポジウムは、わが国の独自の長い研究蓄積と高い研究水準を基盤に、昨年「21 世紀におけるマルクス」合同企画の第 1 弾として開催した『資本論』150 年記念シンポジウムの成果に立って、マルクスの理論・思想・影響について、さらにより総合的に議論し、その成果を世界に発信するものです。独自の伝統と蓄積をもつわが国のマルクス研究の成果と、そうした世界的な研究動向を総合的に結び付け、学術的な歴史的総括を図ることが大きく期待されています。
こうした本国際シンポジウムの意義に深いご理解を賜り、みな様の幅広い参加をいただきたく、下記要領にて報告を募集いたします。ふるってご応募下さるようお願いたします。
マルクス記念シンポジウム実行委員会
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マルクス記念シンポジウム実行委員会
実行委員長 河村哲二(経済理論学会・代表幹事)
実行委員 経済理論学会: 伊藤 誠 大西 広 後藤康夫 八木紀一郎 / 経済学史学会: 大黒弘慈 竹永 進/基礎経済科学研究所: 後藤宣代 中谷武雄 / マルクス・エンゲルス研究者の会: 大村 泉 宮川 彰/唯物論研究協会: 大屋定晴 渡辺憲正 / 信用理論研究学会: 前畑雪彦 松本 朗/ 社会思想史学会: 後藤浩子(オブザーバー)
事務局: 清水 敦(経済理論学会本部事務局長) / 日臺健雄 / 江原慶 / 小林陽介 / 新井田智幸 / 斎藤幸平
所在地: 〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1 武蔵大学経済学部 清水敦研究室内
E-mail: marxinthe21stcentury.jspe@gmail.com
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追加募集要項
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1.報告募集テーマ:
全体テーマ「21世紀におけるマルクス」の次の3つのサブ領域に関連したテーマによる論文と報告(日本語):
(1)マルクスの理論・思想の意義の歴史的・客観的研究
(2)マルクスおよびマルクス主義の過去の影響と経験の研究
(3)マルクスおよびその後継者による理論と思想の特徴的諸相の意義、ならびに21世紀におけるそのオールタナティブの研究
※(1)・(2)の領域の報告については、主に、分科会方式(並行セッション)(英語ないし日本語)で組織する。
※(3)の領域の報告については、分科会(並行セッション)(英語ないし日本語)のほか、全体セッション(英語、一般公開、同時通訳付を予定)を組織する。
2.報告希望の受付と締め切り・審査:
報告希望者は、上記(1)~(3)のいずれの領域に該当するか明記した上で、①「報告テーマ」(日本語・英語)、および、②報告要旨(日本語:A4 版、1,200 字程度)を、2018 年5 月7 日までに、シンポジウム Web ページにて、入力フォームに必要事項とともに記入して、ご応募ください (URL: http://marxinthe21stcentury.jspe.gr.jp/)。
※報告の採択後、フルペーパー提出と合わせて英語要約400~1,000 words)をご提出ください。
※e-mail にてご提出をご希望の方は、同 Web 上から応募申し込みフォームをダウンロードし、必要事項をご記入の上、実行委員会宛(marxinthe21stcentury.jspe@gmail.com)に、お送りください。
3.審査結果の通知:
報告への応募については、実行委員会の責任にて審査し、採否は 2018 年 5 月 31 日までに通知します。
4.報告論文(フルペーパー)の提出:
報告の採択者は、2018 年10 月31 日までに、報告論文(フルペーパー)を提出して下さい。 ※宛先 e-mail:marxinthe21stcentury.jspe@gmail.com。
※報告論文は、実行委員会にて編集し、WEB 公開、ならびに報告集として刊行を予定。
5.大会参加登録・参加費:
シンポジウムへの参加登録は、2018 年 7 月 31 日までに、シンポジウム専用 Web ページ
(http://marxinthe21stcentury.jspe.gr.jp/)上にてお願いいたします。
※シンポジウムへの参加費は、10,000 円(2日間)。懇親会費:5,000円(第 1 日目のセッション終了後に予定)。参加登録の際に、上記Web 上にてお支払下さい。
★シンポジウムプログラムや各種ご案内は、上記の日程の変更などを含め、専用 Web ページにて逐次公開します(URL: http://marxinthe21stcentury.jspe.gr.jp/)。
(以上)
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〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
〔study966:180425〕