ベネズエラへの攻撃と大統領拘束で
トランプ米大統領はⅠ月3日、南米ベネズエラに対し「大規模な攻撃を実施し成功した」「マドゥロ大統領と妻は捕らえられ、国外に移送された」と発表したが、世界平和アピール七人委員会は4日午後、「米国のトランプ大統領に抗議する」との緊急アピールを発表した。緊急アピールは「国際法と国連憲章を完全に無視した暴挙であり、米国大統領は直ちに原状に復帰させ、ベネズエラへの干渉を止めなければならない」としている。
世界平和アピール七人委は、この日、東京都西東京市のタクトホームこもれびGRAFAREホールで「世界平和と日本が進むべき道」と題する新春講演会を開き、約330人が集まった。トランプ米大統領によるベネズエラ攻撃、大統領連行について、会場で委員全員が協議し、緊急アピ-ルをまとめ、発表した。
世界平和アピール七人委は、1955年、世界連邦建設同盟理事長・下中弥三郎、物理学者・湯川秀樹らにより、人道主義と平和主義に立つ不偏不党の知識人の集まりとして結成され、国際間の紛争は武力で解決してはならない、を原則に、日本国憲法擁護、核兵器廃絶、世界平和実現などを目指して内外に向けアピールを発してきた。今回のアピールは169回目。
現在の委員は大石芳野(写真家)、小沼通二(慶應義塾大学名誉教授)、池内了(宇宙物理学者)、髙村薫(作家)、島薗進(宗教学者、東京大学名誉教授)、酒井啓子(千葉大学教授)の6氏。
緊急アピールは次の通り。
米国のトランプ大統領に抗議する
世界平和アピール七人委員会
私たち世界平和アピール七人委員会は、米国による昨日のベネズエラ首都攻撃と大統領拘束、米国への連行、米国によるベネズエラ「運営」との方針に強く抗議する。
これは公海上における無抵抗の民間人の殺害に続き、国際法と国連憲章を完全に無視し、自国の欲望を求めるために、正当な理由なく、他国の政府を力で排除する暴挙である。これは悪しき前例になり戦争を引き起こす途であって、許すことはできない。
米国大統領は直ちに原状に復帰させ、ベネズエラへの干渉を止めなければならない。
「リベラル21」2026.01.06より許可を得て転載
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〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
〔opinion14606:260106〕













