みなさま 矢沢です。「今のうち解散」と言われた総選挙は、安倍の思惑ど
おりの自公圧勝に終わり、あらためて民主党政権空中分解の後遺症の深さを痛
感します。しかし、沖縄全選挙区での基地移転反対派の勝利は、先日のナイ発
言(沖縄への米軍兵力集中のリスク、沖縄の民意を無視するリスク)とあわせ
て、日米安保同盟一辺倒体制からの転換に動き出したことを予感させます。ま
た、投票率の低さ、とくに未来を担う若者たちの棄権率の高さは、大衆の政治
参加形態の限界を示しているようにも感じます。
11月29日(土)の世界資本主義フォーラムは、18名参加で、①五味久壽さんの
中国経済の転換論、②矢沢国光「世界経済力学」(添付しました)の密度の濃い
報告・討論ができました。五味さんの当日の報告は、後日メールにてお送りし
ます。
次回は、12月はおやすみとし、2015年1月24日(土)14時-17時立正大学大
崎校舎(品川校舎)52A(5号館2階)で行います。
報告①青山雫 「21世紀の貨幣論」について
※フェリックス マーティン (著), 21世紀の貨幣論 2014/9/26発行 東洋経済新報社
報告②矢沢国光「国際金融危機の経済理論 キンドルバーガーとミンスキーを手がかりに」
①②の報告要旨は、1月にちきゅう座に投稿します。
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矢沢国光(やざわ くにてる)
▽携帯 090-6035-4686