「さようなら原発」一千万署名市民の会は、4月16日(土)午後1時から、東京都江東区亀戸の亀戸中央公園で「福島原発事故から11年 4・16さようなら原発首都圏集会」を開催します。
「さようなら原発」一千万署名市民の会は、2011年3月11日の東日本大震災に伴う東京電力福島第1原子力発電所の爆発事故の直後に作家の大江健三郎、澤地久枝、落合恵子、ルポライターの鎌田慧、作曲家の坂本龍一の各氏らの呼びかけで生まれた脱原発を目指す市民団体です。それから毎年、東京都内で全国規模の「さようなら原発集会」を開いてきました。参加者は主催者発表によると、当初は6万人(2011年)、17万人(2012年)、その後は1万人から1万数千人です。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大という事態が生じたため、2020年はやむなく集会を中止せざるを得ませんでした。コロナ禍が続いた昨年(2021年)は、「密」を避けるため参加人数を1500人に制限して3月27日に日比谷公園大音楽堂で首都圏規模の集会を開きました。
市民の会としては、今年もこれまで通り3月中に集会を開きたいと考えていましたが、3月21日まで、新型コロナウイルスまん延防止等重点措置が施行されていましたので、開催を重点措置解除後の4月16日に延ばしたとのことです。コロナ禍がまだ終息していないため、規模は首都圏集会となりました。
集会は、毎年、市民の会のメインスローガンである「脱原発・持続可能で平和な社会をめざして」のほかに、その時々の緊急課題を掲げますが、今年は「再び福島の海を放射能で汚染するな」「原発の再稼働をやめよ」を前面に押し出しています。政府や電力会社が、福島第1原発の汚染水を海洋に放出しようとしているほか、全国各地で原発8224を再稼働させようとしているからです。
集会会場の亀戸中央公園は、JR総武線亀戸駅から徒歩15分、あるいは東武亀戸線亀戸水神駅から徒歩2分です。
連絡先は、さようなら原発1000万人アクション事務局(03-5289-8224)
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