今知りたい 長生炭鉱の遺骨収集

7/18 東京・新宿で学習会

一般社団法人市民セクター政策機構は、7月18日(金)17時30分から、生活クラブ連合会704会議室(東京都新宿区新宿6-24-20KDX新宿6丁目ビル7F)で、「戦後80年。今知りたい長生炭鉱の遺骨収集」と題する学習会を開く。

市民セクター政策機構によると、戦時中、山口県宇部市の海底に「長生(ちょうせい)炭鉱」という炭鉱があった。その坑道で1942年2月3日、水没事故(水非常=水没事故のことを炭鉱用語で「水非常」という)が起こり、183人が犠牲になった。うち136人が朝鮮人労働者だった。
地元の市民たちによって1991年に「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」が結成され、生存者や遺族探し、追悼碑の建立を実現させた。
その後は、遺骨収集が目標となり、2024年からはダイバーによる遺骨の潜水調査が日韓市民の協力で進められているという。

同機構は「市民がやっていることは、本来、国がすべきことではないでしょうか。戦後も解決していないこの国の戦争責任問題について、そして、日韓市民の連携について一緒に考えてみませんか」と言っている。

学習会では、フリーランスライターの室田元美さんの報告がある。

◆参加費:無料
◆参加申込み:市民セクター政策機構までメール(civil@cpri.jp)で(申込み締め切りは7月17日)
◆市民セクター政策機構の電話 03-5292-5051
(岩)