生活協同組合(生協)の全国組織である日本生活協同組合連合会(日本生協連)の発表によると、日本生協連と生活協同組合コープいしかわは、能登半島地震の被災者向け仮設住宅へコープ商品(生協が作った商品)を寄贈する。
地震の被災地では、仮設住宅の設置が進んでいる。8市町のうち、輪島市、珠洲市では完成済みの仮設住宅もあり、一部入居も始まっている。日本生協連としては、避難所から仮設住宅に入居した被災者が少しでも安心して新たな生活を始めることができるように、暮らしの必需品を提供することで、被災者の負担を軽減したいと考えたという。寄贈日は、仮設住宅の建設を進めている自治体に連絡をとって調整する。
寄贈数は約7500セット。仮設住宅への入居希望は8000件を超えているところから、この数が出てきたものと思われる。実現すれば仮設住宅への全戸配布だ。
寄贈するコープ商品の中身は調味料で、3000円程度。塩、しょうゆ、みそ、きび砂糖、マヨネーズ、みりん、だし、油、料理酒の9点である。
なお、日本生協連は、1月31日までに能登地震災害支援金を7億円集めている。
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