先回りして言えば

中野@貴州さん

コメント有難うございます。

簡潔かつ先回りして価値実体論における形而上学的思考について述べるならば、等号で示される現象としての商品の価値関係の「背後」には、絶対に知性でのみ到達できる真実在としての「実体」が伏在しているのだという「臆断」にほかなりません。

その限りでは、マルクスより、そのような実体は真実には存在しないとしたアリストテレスの方が形而上学からは距離を置いていたと言えるでしょう。