共産党は9月19日、中央委員会総会を開き、来年夏の参院選や次の衆院選で、候補者調整を含む選挙協力を他の野党に呼びかける方針を決めた。
過去の国政選挙では、共産党はほぼ全選挙区に候補者を立ててきたが、自民党に対抗するためには選挙協力が不可欠と判断したと見られる。
共産党が野党との選挙協力に方針転換に踏み切った意義は大きい。ただ他の野党には共産党への拒否反応がいぜん根強く、今後の展開が注目される。有権者としては、強引な自民党に対抗するため、実りある選挙協力を切に期待している。
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