再度のお知らせ 映画「サイレント フォールアウト」   伊東英朗監督にご支援を!

新聞・テレビは11月27日からニューヨークで始まった核兵器禁止条約の第2回締結国会議の様子を伝えている。岐阜市在住の日本原水爆被害者団体協議会事務局長の木戸季市さんが冒頭演説し、「核戦争が起きれば死の世界が残るだけだ」と警告した。広島、長崎の市長も参加するが、日本政府はオブザーバー参加も出来ないでいる。この模様をアメリカ主要メディアは報道しないと通訳の米在住女性が話していた。

そんなアメリカ各地で、上映会に取り組んでいる映画監督がいる。ドキュメンタリー映画「サイレント フォールアウト」の伊東英朗さんだ。幼稚園の先生からローカルテレビ局のディレクターとなり、2004年「ビキニ事件」を知って被曝者を訪ね歩く取材が始まった。すでに19年、今なお取材は続き、映画に結実したその作品は私たちの心を揺さぶり問いかけている。「放射線を浴びたX年後」の第三作目の取材はアメリカ、「サイレント フォールアウト」がそれだ。60年前子どもたちのいのちを守りたい女性たちの思いと行動が、ケネディ大統領を動かし大気圏内核実験を中止させた。しかしすでに放射性降下物は気流に乗って自分たちのところへ。その実態を、人びとの想いを、映像で私たちに届けた。

 

間もなく12月3日(日)私たちの町でも上映が実現する。映画館 岐阜CINEXでの上映だ。主催は地元の友人たちが集まった「サイレント フォールアウト」を観る会。この映画の取り組みからメンバーは多くのことを学んでいる。映画当日、監督の願いは私たちの願いだとの思いから、入場者に監督への支援を訴える。

出来上がったばかりのそのチラシをみなさんにも届けたい。

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〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
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