写真展『パラ-ダイス』のお知らせ

記憶の美術館「朝露館」益子は、9月20日から福島県浪江の「希望の牧場」を撮り続けた韓国の写真家鄭周河さんの作品展を開催する。
行政の殺処分から免れ、現在飼育されている牛は現在130頭余り。
いのちの尊さは人間も牛も同じ。牧場主のヒューマニズムと献身に感動する人は多い。
人間の身勝手さが生んだ悲劇に対する怒り。悲劇の主人公になった牛たちを鄭周河さんは撮り続けた。
殺されず生き残った牛は幸せか。ここは天国かと問い続けた。
牛と写真を見る人間との会話が生まれることを期待する写真展。
被害を隠して原発と共存しようとする人間は幸せなのか。
多くの若者が見て、感じて、考えて欲しい。
10月3日終了後は福島県白河のアウシュヴィッツ平和博物館併設の「原発災害資料センター」に移動して開催の予定。
毎日新聞と地元紙、下野新聞の後援に感謝。韓国文化院(大使館)は、何故か後援拒否。日韓の文化交流についてあらためて考えさせる写真展となった。チラシを添付します。