国連原爆展inTokyo 再び同じような被害を繰り返してはならない

 「国連原爆展inTokyo」が11月11日(金)から13日(日)まで、東京・神宮外苑の日本青年館2階ホワイエ、8階会議室GREENで開かれます。日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が今年の8月にNPT(核兵器不拡散条約)再検討会議に合わせてニューヨークの国連本部で開いた「国連原爆展」の写真パネルが日本に帰ってきたので、それを日本国内で展示しようというわけです。

 国連原爆展inTokyoを主催するのは「国連原爆展開催実行委員会」で、これには日本被団協、日本青年団協議会、ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会、日本生活協同組合連合会、東京都生活協同組合連合会、全国大学生活協同組合連合会、一般社団法人東友会(東京被団協)などが参加しています。

 同実行委員会の関係者は「国連原爆展は、ニューヨーク市民をはじめとする各国からの多くの参観者の皆さんの心に大きな感銘を与えた。プーチン大統領が核兵器使用を示唆する今こそ、ふたたび同じような被害を繰り返してはならない、人類は核兵器と共存できないという決意を深め、共有するために、東京での国連原爆展のご観覧をお願いしたい」と言っています。

 国連原爆展inTokyoは10時から19時まで。入場無料。

 なお、日本被団協は2005年以来、NPT再検討会議の会期中に、ニューヨークの国連本部ロビーで「国連原爆展」を開催してきましたが、今年の「国連原爆展」は4回目です。

初出 :「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/