国際ブリガーダに参加しませんか キューバを知るための14日間の旅

 キューバ諸国民友好協会(ICAP)が、「第17回メーデー国際ブリガーダ~ボランティアワークとキューバとの連帯~に参加しませんか」と世界に呼びかけている。

 「メーデー国際ブリガーダ」とは、一言で言えば、世界各地からやってきた人々に、5月1日にキューバの首都ハバナで行われるメーデー(労働者の祭典)の行事に参加してもらったり、各地を見学してもらって、キューバへの理解を深めてもらいたいという狙いを込めた催しである。
 ICAPは「国際ブリガーダ参加者はメーデーを記念するさまざまな大衆活動に参加する機会があります。さらに、わが国での滞在を通じて、キューバの現実について、そして、米国による経済封鎖政策の強化にもかかわらず進行している諸変革について理解を深めることができます。プログラムには歴史的、経済的、文化的、社会的に意義深い場所の視察、ボランティアワーク、人々や諸組織の代表者との交流が含まれます」と言明している。

 米ソ冷戦時代には、世界各地から多数の青年が国際ブリガーダに参加し、キューバの特産物サトウキビの収穫に汗を流した。日本からも多くの参加があったが、最近は少なく、関係者によれば、日本からの参加者は2019年4人、2022年2人、2023年1人(全体の参加者は約300人)だったという。

 今年の国際ブリガーダの日程は4月26日(金)から5月4日(土)まで。参加者が支払う滞在費は620ドル(1月25日のドル換算だと約9万1000円)。往復の航空運賃は自己負担。
 
参加申込みは以下のICAPメールアドレス宛へ。申し込み期限は3月31日。
asia.norte@icap.cu

駐日キューバ大使館でも受け付ける。
ofipol@ecujapon.jp; tcultura@ecujapon.jp
 
初出 :「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/

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