夏とともに祝祭きたれ!鯉のぼり泳ぐ霞ヶ関の庭に

2012年5月01日 連帯・共同ニュース第252号

■  「みどり子の頬突く五月の波止場にて」(西東三鬼)。やはり五月は子供のことが中心になりますね。みどり子というのも響きのいい言葉ですが、「夏立ちぬ」というのもあります。真夏日を思わせる日があれば、うんーと思うのですがどうもその実感がありません。どんよりとした、愚ずついた日がつづいてこころが晴れる気分にはなれないのです。あいにくとGWの後半は雨の日が多いという予報ですが、僕らはそれを吹き飛ばしお祭りをやりましよう。どうやら、5月5日には泊原発3号機も稼働を停止し、原発ゼロは実現しそうです。原発差稼働問題は新しいステージに登ことになりそうですが、その出発を決意あらたに確認するためにも5月5日を祝祭にしましよう。この日を中心にしたスケジュールをお知らせします。

■    『5月5日は子どもの日…原発ゼロの日』はテントひろばの主催するイベントです。12時~  「集団ハンスト貫徹終了式―リレートーク&ライブ」。鯉のぼりを子供たちにプレゼント。柏餅・花菖蒲・カレーの振舞い。同じころ芝公園では午後11時から「原発ゼロの日 さよなら原発5・5(ゴーゴー)集会」が行われる。こちらでは午後11時からコンサート、午後2時45分パレード。主催はさよなら原発1000万人アクション。17時~「カンショ踊りで経産省包囲」手甲をつけ怒と書いてカンショ踊りで経産省を包囲。これには芝公園からデモのひとたちも合流します。

■  18時~「原発ゼロを祝うセレモニー」ジュースで乾杯!宣言・アピール・全国からのメッセージ。19時~21時「リレートーク&ライブ」出力完全停止へのカウントダウン。この12時~21時のイベントが今回のイベントの中心です。5月6日等の企画はまた別の形でお知らせします。

■  テント前では4月17日午後からはじまった集団ハンストが展開されています。現地大飯ではテント村が出現し地域住民との交流などを行っています。このテント村は5月6日に撤去する予定ですが、再稼働の動きに対応した今後の活動を模索しています。テント前ひろばの集団ハンスト登録メンバーが百人を超えという勢いですが、5月2日には澤地久枝さんや鎌田慧さん、落合恵子さんらも参加される予定です。5月2日にたんぽぽ舎で午後7時から「大飯原発3・4号機の再稼働にはこれだけの技術的な積み残しがある」と題された川井康郎さんのお話がある。5月3日には日比野公園で憲法集会がある。テント前ではこれ以外にも様々の催しがなされていますがとにかく足を運ぶことを訴えます。原発ゼロを祝ってテント前に集まろう。 (文責 三上治)