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2016年6月1日 (転載・転送・拡散歓迎)
大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 43号
学長 倉光 弘己
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●連続歴史講座「大阪精神の系譜」
☆第10期「戦後の記憶」特別編
「新聞記者、司馬遼太郎~なぜ作家の道を目指したのか~」
復員後、新聞記者に。15年の記者生活を経て作家の道へ。没後20年。大阪の
地で72年の生涯を閉じた歴史作家の源流をたどる。
講師:司馬遼太郎記念館館長、上村 洋行さん
(元産経新聞大阪本社編集局次長、司馬さんの義弟)
6月3日(金)18:30~20:00
会場:上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
会場地図はhttp://www.ucf.jp/college/access.html
参加費1000円、定員50人(先着順)
●公開講演会「チャップリンとヒトラー」
話題の本「チャップリンとヒトラー―メディアとイメージの世界大戦」(岩波
書店、サントリー学芸賞受賞))を書いた日本チャップリン協会会長で劇作家、
大野裕之さんが語ります。
6月13日(月)18:30~20:00
会場:上田安子服飾専門学校本館
参加費1000円、定員50人(先着順)
●平和問題講演会「平和をどうつくるのかー『戦後』を超えて」
講師は君島東彦・立命館大学教授(日本平和学会会長、憲法)
白井聡・京都精華大学専任講師(政治学、社会思想)
6月18日(土)18:30~20:30
会場:キャンパスプラザ京都(JR京都駅前)
参加費1000円(学生500円、高校生無料)
定員150人(先着順、当日参加可)
●連続映画講座第5期「銀の森の美女たちー時代を彩る美の系譜ー」
暗闇の銀幕に浮かびあがる美しいヒロインたち。その美しさ、凛々しさ、魅惑
的なしぐさに人々は、それぞれの喜び、哀しみを重ねながら愛してきました。今
回は、大阪大学名誉教授の上倉庸敬さんと大阪大学非常勤講師の吉田馨さんに、
映画に描かれたいくつかの場面を抜き出しながらその美の系譜を語ってもらいま
す。
第4回=6月23日 岡田茉利子「鏡の女たち」吉田馨さん
第5回=6月30日 岸恵子「雪国」上倉庸敬さん
第6回=7月 7日 芦川いづみ「乳母車」上倉庸敬さん
(いずれも木曜日の開催時間は18:30から20:00)
会場 上田安子服飾専門学校本館
定員は50人、参加費は各回1000円
●ほんまち芸能サロン「上方漫才を楽しむ~その魅力と可能性~」
「上方漫才の父」といわれる漫才作家、秋田實の孫で、同じ道を歩む藤田曜さん
が語る漫才の”面白さ”とはなにか。今やテレビで見られなくなった名作を鑑賞
しながら、その魅力と可能性を探ります。
<第1回>6月8日(水)「戦後の漫才黄金期、演芸場の時代」
夢路いとし・喜味こいし、かしまし娘、人生幸朗・生恵幸子など中心に。
<第2回>6月22日(水)「テレビの時代、1980年代の漫才ブーム」
横山やすし・西川きよし、ザ・ぼんち、B&Bなどを中心に。
いずれも18:30~20:00
会場 おおさかシニアネット(大阪市中央区本町3-5-5、カネセビル、地
下鉄御堂筋線本町駅3番出口すぐ)
参加費 各回1000円(定員30人)
●スポーツ講座「スポーツ事件の裏の裏―その真相を探る―」
スポーツは社会とともに発展し、多くの事件を起こしました。時代の世相を色
濃く反映し、話題を呼んだ事件の裏側に迫ります。
(講師は大阪スポーツマンクラブ会長、玉置通夫さん)
第3回=6月 9日「古代オリンピック事件簿」
第4回=7月14日「ヒットラーとベルリン五輪」
第5回=9月 8日「東京五輪フィーバー」
第6回=10月13日「大相撲界最大の騒動、春秋園事件」
第7回=11月17日「力道山の死」
第8回=12月8日「南海ホークス蔭山監督の急死」
(各木曜日 18時半~20時)
会場:おおさかシニアネット
定員40人、参加費 各回1000円
●「東アジアを考えるー戦後71年、アジアと日本の現実」(第4期)
大阪で身近に暮らすアジアをルーツの人たちの生の声を聞き、支えあいのアジ
ア・ネットワークをつくりましょう。
6月15日(水)「移民、難民、多文化共生で再生するアメリカの町ー米国国務
省招請プロジェクトに参加して」
講師、金光敏・コリアNGOセンター事務局長。
7月20日(水)「ハノイと大阪・・学んでふくらむ夢(仮)」
講師、ハノイ出身のベトナム人留学生(大阪大学経済学部、在大阪ベトナム青
年学生協会長)
開催時間はいずれも19:00から21:00
会場:アジア図書館(大阪市東淀川区淡路5-2-17、阪急淡路駅下車徒歩3
分)電話 06(6321)1839
定員30人、参加費各回1000円
●連続歴史講座「大阪精神の系譜」の第11期のテーマは「戦後の記憶(2)―
高度成長期の前後―」です。
「気がつくと、いつしか河畔には、コンクリートや煉瓦造りのビルが立ち並んで
いた。そこは、もう信雄にとっては、足を踏み入れたことのない他所の街であっ
た」(宮本輝『泥の河』より)。高度経済成長が始まった昭和30年代とその後。
大阪の街と人の軌跡は――。
<第1回> 9月9日(金)「『泥の河』(宮本輝)と昭和30年の大阪~川と
橋の情景~」講師 大阪文学振興会総務委員、元大阪市立中央図書館副館長 高
橋俊郎さん
<第2回>10月3日(月)「〈洋酒天国〉から〈生活文化〉へ~佐治敬三の企
業家精神~」講師 大阪商業大学特任教授、元サントリー文化財団専務理事 伊
木稔さん
<第3回>11月1日(火)「『朝鮮市場』から『コリアタウン』への道~生野
・猪飼野ものがたり~」講師 ノンフィクション作家、ライフ映像ワーク代表
高賛侑(コウ・チャニュウ)さん
(時間はいずれも18:30~20;30)
【会場】上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
参加費各1000円、定員各50人(先着順)
●道浦母都子の「短歌塾」
6月25日(土)14:00~16:00 上田学園中津校舎「大阪総合デザ
イン専門学校」〒531-0071 大阪市北区中津1丁目7番21号
(地下鉄・御堂筋線中津駅(5)号出口より 徒歩すぐ、阪急電車中津駅より 徒歩
3分)。テキストは「新・百人一首」(文春新書)。参加希望者は、次回の題詠
「手」と自由題の計2首を事前に提出してください。
●大阪自由大学「読書カフェ」(毎月1回)案内人、三室勇さん
6月25日(土)17;00、北浜教室(大阪市中央区平野町2-2-9、ビ
ルサライ701号室、ライターズオフィス「Polaris」内)
菅野完『日本会議の研究』 (扶桑社新書、800+税円)
アマゾン売上1位、その後「日本会議」からの抗議で一時姿を消した話題の新書
です。初夏にかけて次々と「日本会議」本が出るようですが、さて「日本会議」
とはどんな団体か。憲法改正が間近に迫っているとすれば、まず、この本を読ん
でおく必要がありそうです。
(本書帯コピー)
「右傾化」の淵源はどこなのか?「日本会議」とは何なのか?
市民運動が嘲笑の対象にさえしなかった80年代以降の日本で、めげずに、愚直に、
地道に、そして極めて民主的な、市民運動の王道を歩んできた「一群の人々」に
よって日本の民主主義は殺されるだろう――
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大阪・自由大学の活動にはどなたもご参加いただけます。大阪の課題に限らず、
いまの日本、世界の動きをみつめながらともに考えていくべきテーマについてご
意見、ご提案をお寄せください。
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円)、賛助会員(年額2000円)。正会員の方は年間を通して原則無料で参加
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