大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 51号

2月に入りました。すぐに節分、立春と続き、春が近づいてきます。

大阪自由大学通信51号を送ります。ご照覧いただければ、幸いです。

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2017年2月1日             (転載・転送・拡散歓迎)

大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 51号

 

学長 倉光 弘己

http://kansai.main.jp/

 

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  • 連続歴史講座「大阪精神の系譜」

★第12期のテーマは「戦後の記憶(3)」として『検証 70年大阪万博―そ

の遺産とはー』を取り上げます。1970年の3月14日の開幕から9月13日

の閉幕までの半年間に約6400万人の入場者を記録した「EXPO′70」。そ

れは戦後大阪の一大イベントであり、未来博とも工業博とも、さらに文化博とも

いわれた。万博は大阪に何をもたらし、何を生み出したのか。失ったものは何か。

そして万博後、大阪の街はどう変わったのか。開催からまもなく半世紀。70年

大阪万博を検証してみる。

<第2回>2月23日(木)「前衛芸術と大阪の街~ボクのパビリオン体験~」

講師 大阪大学総合学術博物館教授 橋爪節也さん

<第3回>3月23日(木)「巨大イベントをメディアはどう伝えたか~万博ニ

ュースの舞台裏~」講師 毎日新聞客員編集委員、元サンデー毎日編集長 八木

亜夫さん

(時間はいずれも18:30~20;30)

【会場】上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)

参加費各1000円、定員各50人(先着順)

  • 「うめきた」サロン

梅田でちょっと寄り道して知的な語らいを楽しみませんか>(毎回、ゲストを招

き、倉光学長が聞き手になり、楽しいサロンを開きます)

<第6回>2月15日(水)14:00~15:30

「落語界に魅せられて―出囃子三味線奏者の思い」ゲスト、浅野美希さん(三味

線奏者)

会場:大阪ガスエネルギー文化研究所 都市魅力研究室

(大阪市北区大深町3の1 グランフロント大阪ナレッジキャピタルタワーC7

13号、Cタワー玄関のエレベータで7階に上がってください)

参加費 1000円、定員40人(先着順)

<第7回>4月25日(火)14:00~15:30

「ジャズを楽しむ」(仮題)ゲスト、深尾多恵子さん(ジャズシンガー)

  • 公開講演会「人を動かすアイデアのつくり方―『仕掛け学』の試みから―」

ゴミ箱の上にバスケットゴールをつけたら、ついゴミを捨てたくなる。男子用

トイレに的をつけたら、つい狙いたくなる。人を無理やり動かすのではなく「つ

いしたくなる」ように「仕掛け」ることで「いつのまにか」問題が解決されてい

る。

世の中にはそんな仕掛けが、いろいろな場所で巧みに使われています。話題の

本「仕掛学」(東洋経済新報社)の著者に身のまわりの課題を楽しく解決する方

法を語っていただきます。

2月13日(月)18:30~20:00

会場:上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)

講師、松村真宏さん(大阪大学経済研究科准教授)

参加費1000円、定員50人(先着順)

  • 公開講演会「地域再生の戦略ー大阪の交通まちづくりを考える」

日本の各地で、中心市街地が衰退し公共交通は行き詰っています。それは、大

阪の近郊でも無縁ではありません。 国内外の事例から、今後、急速に高齢化する

大阪のこれからの まちづくり におけるLRT(ライトレールトランジット:次

世代型路面電車)の可能性について考えます。

3月6日(月)18:30~20:00

会場:上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)

講師、宇都宮浄人さん(関西大学経済学部教授)

参加費1000円 定員50人(先着順)

  • 公開講演会「『べっぴんさん』を読み解くー阪神間モダニズムからー」

明治時代から、関西の中でも阪神間は、西洋文化を積極的に取り入れる先進地

域でした。なかでもファッションは、絶えず時代の先端を行く発信地としての役

割を果たして来ましたが、戦後に起業した「ファミリア」もその一つで、子供服

という新しい時代を切り開きました。NHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」

のモデルになった「お嬢さんたちが創業したファミリア」について解説します。

3月9日(木)18:30~20:00

会場:上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)

講師、高木應光さん(神戸外国人居留地研究会)

参加費1000円 定員50人(先着順)

  • 木津川計の一人語り劇場「語る落語」

4月24日(月)18:30~20:00

会場:上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)

講師、木津川計さん(元雑誌「上方芸能」発行人)

参加費1000円 定員50人(先着順)

落語は何を笑っているのか、何を笑っていないのか。落語には男のアホばかりが

登場しますが、女のアホは一人もいません。それはなぜなのか。落語の特質を明

らかにしながら桂米朝十八番などを取り上げて語ります。

  • スポーツ講座「スポーツ近代史余話―その真相を探る―」

スポーツは社会とともに発展し、多くの事件を起こしました。時代の世相を色

濃く反映し、話題を呼んだ事件の裏側に迫ります。

(講師は大阪スポーツマンクラブ会長、玉置通夫さん)

第1回=2月16日 野球はいつ渡来したのか( 明治初期)

第2回=3月16日 旧制一高応援団による外国人教授襲撃 (明治23年 )

第3回=4月6日 マラソン競技(五輪)のトラブル・珍事( 明治41、 45年)

第4回=5月11日 中等学校野球と白虹事件( 大正7年)

第5回=6月8日 初の国際的女子選手・人見絹枝の登場( 大正末ー昭和初期)

第6回=7月13日 東京六大学野球のリンゴ事件( 昭和8年)

第7回=9月14日 極東大会の終焉―満州問題 (昭和9年)

第8回=10月12日 ベルリン五輪の「日の丸」塗りつぶし (昭和11年 )

第9回=11月9日 プロ野球公認の八百長試合(昭和31年)

第10回=12月7日 新興国スポーツ大会と台頭する中国( 昭和38年)

(各木曜日 18時半~20時)

会場:おおさかシニアネット(大阪市中央区本町3-5-5、カネセビル3階)

定員40人、参加費 各回1000円

  • 新聞記者OBたちと考える「伝わる文章教室」~体験と想いを言葉に~

さまざまな体験と想いを伝える表現レッスンに新聞記者OBたちと取り組んでみ

ませ

んか。書き終えれば「自分史」の一端ができあがるかもしれません。

開催期間 3月4日~7月15日(第1・3土曜 14:00~16:00)

会場  NPO法人おおさかシニアネット(大阪市中央区本町3-5-5、カネセビル

階)=地下鉄御堂筋線本町駅3番出口、御堂筋本町交差点東へスグ

講座内容

①毎回、講師陣が課題を提示。800字以内にまとめて次回までに提出。

②講師陣が全ての作品を添削。教室で受講者による合評と講師の講評。

定員15人(申し込みの際、年齢を明記)

参加費 5カ月、計10回(通期)2万円

講師陣

・元朝日新聞社会部記者 安村俊文

・元毎日新聞論説委員  池田知隆

・元毎日新聞編集委員  玉置通夫

  • 「東アジアを考えるー戦後71年、アジアと日本の現実」(第4期)

大阪で身近に暮らすアジアをルーツの人たちの生の声を聞き、支えあいのアジ

ア・ネットワークをつくりましょう。

<第9回>2月8日(水)「多文化共生人権教育 トッカビ子供会(仮)」

トッカビ子供会は、1974年八尾市の被差別部落で中学生の非行問題がおき

るなかで生まれた。生徒の1割はコリアンの生徒たちが占め、今では中国、ベト

ナム、そのほかのルーツの生徒たちがふえている。

講師 トッカビ子供会事務局長 朴洋幸(パク・ヤンヘン)さん

開催時間はいずれも19:00から21:00

会場:アジア図書館(大阪市東淀川区淡路5-2-17、阪急淡路駅下車徒歩3

分)電話 06(6321)1839

定員30人、参加費各回1000円

  • 道浦母都子の「短歌塾」

隔月土曜日開催。次回は2月18日(土)14:00~16:00

14時~16時、上田学園中津校舎(大阪総合デザイン専門学校)

(大阪市北区中津1丁目7番21号。地下鉄・御堂筋線中津駅(5)号出口より 徒歩

すぐ、阪急電車中津駅より 徒歩3分)

参加費は2000円。参加希望者は事務局にご連絡ください。

参加される方は、次回の題詠「雪」と自由題の2首を事前に提出してください。

  • 読書カフェ(案内人、三室勇さん)

2月18日(土)17:00~

北浜教室(大阪市中央区平野町2-2-9、ビルサライ701号室)

取り上げるのは片山杜秀、島薗進『近代天皇制――「神聖」か、「象徴」か』集

英社新書(2017.1)760円+税

昨年8月の天皇のビデオメッセージ以来、退位問題が議論されています。「民主

主義」国家日本の「人権なき象徴」は、いま国民に自身の「退位」の問題を投げ

かけました。天皇制の問題は、幕末・明治まで遡って考える必要があります。こ

の対談本は、そのための格好の書だと思います。

(出版社紹介文)

天皇は神の子孫たる「神聖」な権威なのか、「国民の統合」の「象徴」なのか。

「退位」問題をきっかけに天皇とは何かについて新たな論争の火蓋が切られた。

「国民の統合」が危機に瀕し、民主主義の基盤が揺らぐこの時代にあるべき天皇

像とは何か。

この問題を国民が真に考えるためには、幕末にまで遡り、この国固有の伝統と西

欧文明との間で揺れ続けた日本の近代の中の天皇の姿と向き合わねばならない。

戦前右翼思想を熟知する政治学者と戦前国家神道研究の泰斗が、この難題に挑む

画期的な対論!

  • 健康長寿連続講座第2回「健康長寿はお口の衛生から」

健康長寿にはお口のケアが欠かせません。歯は全身のバランスを整える要です。

今回は大阪大学歯学部の教授陣のみなさんを中心に最前線の研究なども踏まえて

多様な視点からわかりやすく話っていただきます。

3月8日(水)13:00開場、13:30開演―16:30閉会

会場 大阪大学中之島センター(大阪市北区中之島4-3-53)

入場無料。参加定員 200人(申し込み先着順)

主催 「健康長寿プロジェクト21」推進機構(大阪自由大学などで構成)

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大阪・自由大学の活動にはどなたもご参加いただけます。大阪の課題に限らず、

いまの日本、世界の動きをみつめながらともに考えていくべきテーマについてご

意見、ご提案をお寄せください。

*大阪自由大学は、会員によって支えられています。正会員(年額1万2000

円)、賛助会員(年額2000円)。正会員の方は年間を通して原則無料で参加

できます。(詳細はホームページをご覧ください)

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発行責任者 池田 知隆

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