春、3月です。桜の開花が待ち遠しくなりました。
大阪自由大学通信52号を送ります。ご覧いただければ、幸いです。
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2017年3月1日 (転載・転送・拡散歓迎)
大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 52号
学長 倉光 弘己
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- 連続歴史講座「大阪精神の系譜」
★第12期のテーマは「戦後の記憶(3)」として『検証 70年大阪万博―その遺産とはー』を取り上げます。1970年の3月14日の開幕から9月13日の閉幕までの半年間に約6400万人の入場者を記録した「EXPO′70」。それは戦後大阪の一大イベントであり、未来博とも工業博とも、さらに文化博ともいわれた。万博は大阪に何をもたらし、何を生み出したのか。失ったものは何か。そして万博後、大阪の街はどう変わったのか。開催からまもなく半世紀。70年大阪万博を検証してみる。
<第3回>3月23日(木)「巨大イベントをメディアはどう伝えたか~万博ニュースの舞台裏~」講師 毎日新聞客員編集委員、元サンデー毎日編集長 八木亜夫さん
(時間はいずれも18:30~20;30)
【会場】上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
参加費各1000円、定員各50人(先着順)
★第13期のメーンテーマは<戦後の記憶4>として「釜ヶ崎の半世紀―高度成長の裏側で―」を予定しています。60年代からの高度経済成長は大阪に何をもたらしたのでしょうか。日雇い労働者の街「釜ヶ崎」の変容を通して見つめていきます。
- 公開講演会「地域再生の戦略ー大阪の交通まちづくりを考える」
日本の各地で、中心市街地が衰退し公共交通は行き詰っています。それは、大阪の近郊でも無縁ではありません。 国内外の事例から、今後、急速に高齢化する大阪のこれからの まちづくり におけるLRT(ライトレールトランジット:次世代型路面電車)の可能性について考えます。
3月6日(月)18:30~20:00
会場:上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
講師、宇都宮浄人さん(関西大学経済学部教授)
参加費1000円 定員50人(先着順)
- 公開講演会「『べっぴんさん』を読み解くー阪神間モダニズムからー」
明治時代から、関西の中でも阪神間は、西洋文化を積極的に取り入れる先進地域でした。なかでもファッションは、絶えず時代の先端を行く発信地としての役割を果たして来ましたが、戦後に起業した「ファミリア」もその一つで、子供服という新しい時代を切り開きました。NHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」のモデルになった「お嬢さんたちが創業したファミリア」について解説します。
3月9日(木)18:30~20:00
会場:上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
講師、高木應光さん(神戸外国人居留地研究会)
参加費1000円 定員50人(先着順)
- 木津川計の一人語り劇場「語る落語」
4月24日(月)18:30~20:00
会場:上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
講師、木津川計さん(元雑誌「上方芸能」発行人)
参加費1000円 定員50人(先着順)
落語は何を笑っているのか、何を笑っていないのか。落語には男のアホばかりが登場しますが、女のアホは一人もいません。それはなぜなのか。落語の特質を明らかにしながら桂米朝十八番などを取り上げて語ります。
- 「うめきた」サロン
梅田でちょっと寄り道して知的な語らいを楽しみませんか>(毎回、ゲストを招き、倉光学長が聞き手になり、楽しいサロンを開きます)
<第7回>4月25日(火)14:00~15:30
「ジャズを楽しみ、ジャズを生きるー本場ニューヨークが教えてくれたものー」
ゲスト、深尾多恵子さん(ジャズシンガー)
大学卒業後の1998年に渡米、ジャズと出会い、数々のジャズフェステバルやブルーノート、バードランドといった老舗クラブへの出演を果たす。現在もニューヨークを拠点に日米で活動中。滋賀県出身。
会場:大阪ガスエネルギー文化研究所 都市魅力研究室
(大阪市北区大深町3の1 グランフロント大阪ナレッジキャピタルタワーC7
13号、Cタワー玄関のエレベータで7階に上がってください)
参加費 1000円、定員40人(先着順)
- 映画しゃべくりサロン
第1回「しあわせの映画たちージョン・フォードの世界ー」
講師 上倉庸敬・大阪大学名誉教授(美学)
かつて映画には、小難しい理論などをよそに、作り手も見るほうも楽しさや、喜びにあふれ、いわば「映画が幸福だった」時代がありました。ここでは、そんな懐かしい「しあわせの映画」を見ることから始めたいと思っています。映画の楽しみ方は人それぞれですが、気楽に自由に語り合い、自分では気付かなかった見方を教えられるのもまた楽しいものです。さまざまな映画のシーンを見ながら、制作現場や名優、ヒロインをめぐるこぼれ話など上倉さんに話題提供していただきながら、語り合いましょう。
4月27日から毎月第4木曜日18:30から20:00
会場、淀屋橋マスターズ情報館。
(大阪市中央区伏見町4-2-14、WAKITA藤村御堂筋ビル地下1階、地下鉄淀屋
橋駅8番出口すぐ)
定員 30人 参加費 1500円(お茶代含む)
*ワインなど持ち込み可。
- スポーツ講座「スポーツ近代史余話―その真相を探る―」
スポーツは社会とともに発展し、多くの事件を起こしました。時代の世相を色濃く反映し、話題を呼んだ事件の裏側に迫ります。
(講師は大阪スポーツマンクラブ会長、玉置通夫さん)
第2回=3月16日 旧制一高応援団による外国人教授襲撃 (明治23年 )
第3回=4月6日 マラソン競技(五輪)のトラブル・珍事( 明治41、 45年)
第4回=5月11日 中等学校野球と白虹事件( 大正7年)
第5回=6月8日 初の国際的女子選手・人見絹枝の登場( 大正末ー昭和初期)
第6回=7月13日 東京六大学野球のリンゴ事件( 昭和8年)
第7回=9月14日 極東大会の終焉―満州問題 (昭和9年)
第8回=10月12日 ベルリン五輪の「日の丸」塗りつぶし (昭和11年 )
第9回=11月9日 プロ野球公認の八百長試合(昭和31年)
第10回=12月7日 新興国スポーツ大会と台頭する中国( 昭和38年)
(各木曜日 18時半~20時)
会場:おおさかシニアネット(大阪市中央区本町3-5-5、カネセビル3階)
定員40人、参加費 各回1000円
- 新聞記者OBたちと考える「伝わる文章教室」~体験と想いを言葉に~
さまざまな体験と想いを伝える表現レッスンに新聞記者OBたちと取り組んでみませんか。書き終えれば「自分史」の一端ができあがるかもしれません。
開催期間 3月4日~7月15日(第1・3土曜 14:00~16:00)
会場 NPO法人おおさかシニアネット(大阪市中央区本町3-5-5、カネセビル
3階)=地下鉄御堂筋線本町駅3番出口、御堂筋本町交差点東へスグ
講座内容
①毎回、講師陣が課題を提示。800字以内にまとめて次回までに提出。
②講師陣が全ての作品を添削。教室で受講者による合評と講師の講評。
定員15人(申し込みの際、年齢を明記)
参加費 5カ月、計10回(通期)2万円
講師陣
・元朝日新聞社会部記者 安村俊文
・元毎日新聞論説委員 池田知隆
・元毎日新聞編集委員 玉置通夫
- マスターズしゃべくりサロン 「暮らしの くるま座 談義」
急速に変わる暮らしの変化、定年後の悩み、昨今の世 相への怒り、悲しみ。なんでも気楽に、自由に語り合 いませんか。(話題提供は座主の倉光弘己・大阪自由大学学長)
4月8日から毎月第2土曜日に開催。13:30~15:00
会場は 淀屋橋マスターズ情報館(大阪市中央区伏見町4-2-14、WAKITA藤村御堂筋ビル地下1階、地下鉄淀屋橋駅8番出口すぐ)
定員 30人 参加費 1000円(お茶代含む)
- 「東アジアを考えるー戦後72年、アジアと日本の現実」(第4期)
大阪で身近に暮らすアジアをルーツの人たちの生の声を聞き、支えあいのアジア・ネットワークをつくりましょう。
<第10回>「ヘイトスピーチを考える」
講師 岡本朝也さん(大学非常勤講師)
4月19日(水)19:00から21:00
会場:アジア図書館(大阪市東淀川区淡路5-2-17、阪急淡路駅下車徒歩3分)電話06(6321)1839
定員30人、参加費1000円
- 道浦母都子の「短歌塾」
隔月土曜日開催。次回は4月8日(土)14:00~16:00
14時~16時、上田学園中津校舎(大阪総合デザイン専門学校)
(大阪市北区中津1丁目7番21号。地下鉄・御堂筋線中津駅(5)号出口より 徒歩すぐ、阪急電車中津駅より 徒歩3分)
参加費は2000円。参加希望者は事務局にご連絡ください。
参加される方は、次回の題詠「イス(椅子)」と自由題の2首を事前に提出してください。
- 読書カフェ(案内人、三室勇さん)
3月18日(土)17:00~
北浜教室(大阪市中央区平野町2-2-9、ビルサライ701号室)
取り上げるのは、佐伯啓思『反・民主主義論』新潮新書(2016.10)740円+税
http://www.shinchosha.co.jp/book/610687/
いま、「民主主義」がさまざまに問い直されています。保守の論客、佐伯啓思の『正義の偽装』を以前取り上げたことがありますが、今回は「民主主義」「憲法」について論じたものを読みたいと思います。「民主主義」の欠陥を知り、それを超える知恵を見出すにはどうすればよいのか。実に今日的な課題だと思います。
(出版社紹介文)
「民主主義を守れ」と叫ぶ人がいる。「憲法を守れ」と怒る人がいる。だが、われわれは「民主主義」「憲法」を本当に考えてきたのか。それらを疑うことをタブーとし、思考停止を続けてきただけではないのか。戦後70年で露呈したのは「憲法」「平和」「国民主権」を正義とする民主主義の欺瞞と醜態だった――安保法制、無差別テロ、トランプ現象……直近の出来事から稀代の思想家が本質を鋭く衝く。知的刺激に満ちた本格論考。
- 健康長寿連続講座第2回「健康長寿はお口の衛生から」
健康長寿にはお口のケアが欠かせません。歯は全身のバランスを整える要です。今回は大阪大学歯学部の教授陣のみなさんを中心に最前線の研究なども踏まえて多様な視点からわかりやすく話っていただきます。
3月8日(水)13:00開場、13:30開演―16:30閉会
会場 大阪大学中之島センター(大阪市北区中之島4-3-53)
入場無料。参加定員 200人(申し込み先着順)
主催 「健康長寿プロジェクト21」推進機構(大阪自由大学などで構成)
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発行責任者 池田 知隆
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
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