天も泣いている安保法制

8月30日の12万人デモから昨日の9月18日まで、雨天曇天ばかりでした。渥美清の「泣いてたまるか」のテーマソングのように「天(そら)泣いたら、雨になる」で、お天道さまも泣いていらっしゃったのですねぇ。

 

体力のないヘロヘロおやじは昨夜の天王山のデモにも行きました。夕暮れ時になるとどこから湧いて出るのか老若男女沢山の人々が国会に向かって歩いてました。「どうせ法案が成立するのはわかっているが、蜂の一刺し受けてみよ!」ってな感じですね。

 

少なくともおやじはその口でした。なんせ多勢に無勢だからね、決まるのは仕方がなかったのですよ。いわば予定調和ね、だけど調和じゃあなくて騒動になったわけ。しかしながら今回は、傲慢ワンマンの元東京都知事さんがほざいていた、「デモの連中は終われば消えてなくなる存在」ではなくて、あたくしは「ここから始まる」だと思うんです。「戦争反対、安倍退陣」は、即「年金よこせ、安倍退陣」とか「平和をよこせ、安倍退陣」、「選挙で倒せ、安倍内閣」に変えることができますよね。今回のデモは特定の組織の人たちが動員されて来るよりも、普通の納税者の皆さまが、個人参加で集まっていますから、ネチョネチョダラダラと続いて行くように思えて仕方ないのです。金曜日の夕方に「また何かありそうだ」ってな具合で皆さんまたぞろ集まって来るのではないでしょうか。

 

そして、これからはアベノミクス(アホノミクス、アベノミクソ)の失敗の反動が怖いでしょう。そしたらあの首相こらえ切れないから、きっとまたお腹が痛くなって逃げ出すこと請け合いです。「えっ、オリンピック」ですって、そこまで持たないでしょうよ、きっと。

だって、「事故原発は完全にコントロールされている」なんて大嘘を世界に臆面もなくこく方ですから。

 

最後にまた「泣いてたまるか」で失礼ですけど、もう上がり切っちゃったのですから、その次は「下を向いたら、アトがない」局面に入ったということです。