岡真理さん脚本・演出の朗読劇ほかご案内

みなさまへ   松元

以下4点、「お勧め」のご案内です。既報重複失礼。

①イソップさんが、「最後まで聞いてみて」と勧めてくれました。これはいい。
●FRYING DUTCHMAN 「humanERROR」
http://www.youtube.com/watch?v=ENBV0oUjvs0&feature=colike

②前田朗さんお勧めのバージョン
●Is it for freedom? 誰のための自由なのか?
http://www.youtube.com/watch?v=wwVVHifoj98&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=J96q9ICwRY0&feature=related

③京都の諸留さんお勧めの小冊子
『低線量・内部被曝の危険性-その医学的根拠-』

④岡真理さんから朗読劇のお勧め。(残念ながら京都ですが。)

『The Message from Gaza ~ガザ、希望のメッセージ~』
どれも[転載・転送歓迎]です
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低線量および内部被曝の危険性を医学的観点から述べた大変良い本が、最近出版されました。
国際放射線防護委員会(ICRP)の放射性の危険性の過小評価も明確に指摘されています。

小型(A5サイズ:21cm×15cm)厚さ1cm
117頁と、ポータブルの手軽な小冊子で便利です。一人でも多くの方々が読まれて、また他の皆様にも、広く拡散下さり、お伝え下されば幸いです。以下、ご紹介します。

医療問題研究会編
『低線量・内部被曝の危険性 -その医学的根拠-』
耕文社
定価(1,000円+税)
ISBN978-4-86377-018-8 C0047 \1000E
2011年11月1日(初版第一冊)
著者:伊集院真知子・入江紀夫・梅田忠斉・川崎恵子・高松勇・橋本健太郎・林敬次・室生祥・柳元和・山本英彦の各氏
(推薦)八王子中央診療所所長・小児科医 山田真

本書の構成
第1章 放射線被曝の基本知識
第2章 だから、放射線被曝は怖い
第3章 低線量でも障害は発生する
第4章 原発事故処理労働者の健康被害
第5章 いま、考えるべきこと-被曝をめぐる論争点-
巻末資料

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みなさま、

京都の岡真理です。
 イスラエルによる、あのガザ攻撃から間もなく3年を迎えようとしています。攻撃の記憶が風化しつつある今、「忘却
が次の虐殺を準備する」(韓国の詩人の言葉)のだとすれば、私たちはすでに次の虐殺への道を整えているのかもしれません。

 忘却に抗し、昨日とは違う明日をともに創るための、ささやかな試みとして、ガザ攻撃3周年のこの12月、朗読劇
「The Message from Gaza ~ガザ、希望のメッセージ~」(脚本・演出 岡真理、出演:国境なき朗読者たち)を
12月16日(金)、17日(土)の両日、京都市国際交流会館にて上演いたします。同会館の東日本大震災チャリティ企画の一環です(収益は被災地支援のNGOに寄付します)。
 私たちの〈肉声〉を通して、ガザの人々の思いを伝えるとともに、震災に見舞われた東日本の方々への思いを込めて、朗読します。ぜひ、お聴きください。
 以下、詳細です。

*チラシの開演時刻・問合せ先に一部、間違いがありました。

正しくは以下のとおりです。ご確認ください。

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朗読劇「The Message from Gaza ガザ、希望のメッセージ」
出演:国境なき朗読者たち(京滋・大阪 市民・学生有志)

■日時
1)12月16日(金)19:00~20:30
2)12月17日(土)14:00~15:30
3)12月17日(土)18:30~20:00
*開場はいずれも開演の30分前。
*回によって開演時間が異なります。お間違いのなきよう、ご確認ください。

■会場 京都市国際交流会館 特別会議室
http://www.kcif.or.jp/jp/access/

■料金
前売り 一般1500円、学生1200円
当日  一般1800円、学生1500円

■予約・お問い合わせ
事前予約制となっております。下記の連絡先に、氏名・希望の公演日時・人数をご連絡ください。

電 話 080‐5314‐1539(つくい)
メール gaza.kibou@gmail.com
*当日、満員の際は、入場をお断りすることもあります。
*事前予約された方は、遅くとも開演の10分前までには受け付けをお済ませください。

■HP http://message-from-gaza.com

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■「ガザ、希望のメッセージ」と「国境なき朗読者たち」について

2008年から翌09年にかけてのイスラエルによるガザ攻撃を受けて書かれたこの朗読劇は、3つの異なるテクストから構成されています。いずれも、ガザから外の世界に向けて書かれた手紙という形で書かれたテクストです。

ひとつはガザのサイード・アブデルワーヘド教授が、爆撃のさなか、世界に向けて発信した一連の電子メール(『ガザ通信』青土社)、二つ目はパレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニーが1956年に発表した短篇「ガザからの手紙」。3つ目は、占領下のパレスチナ人の人権擁護活動のためガザに赴いた、アメリカ人女子大生、レイチェル・コリーさんがアメリカにいる家族に宛てたメールです。

本朗読劇は、2009年7月、京都AALA連帯委員会美術班主催第35回頴展で、京都大学総合人間学部「思想としてのパレスチナ」ゼミ生有志によって初演されました。同年9月、京滋市民有志による朗読集団「国境なき朗読者たち」が立ちあげられ、これまで京都、広島などで上演を重ねてまいりました。(2009年12月には、神戸の劇団「どろ」が合田幸平演出により神戸アートビレッジで上演してくださいました)。今年5月には、日本中東学会年次大会の一般公開企画として上演され、160名が鑑賞。肉声がはらみもつ力が、多くの方に感動を与えました。

ガザ攻撃3周年のこの12月、肉声を通して語られるガザからのメッセージにぜひ、耳を澄ませてください。

■「ガザ、希望のメッセージ」を観て…
「約半世紀の時間を経て、一つのテクストの中で構成されることによってガザというひとつの地域、ローカルな地域が発し続ける問題性が時間を超えて訴えかけられている。」
(太田昌国/編集者・民族問題)

「イスラエルは、「我々はこの隣人と暮らしたくないんだ」ということを隠すこともなく宣言している。この挑戦を受けているのは人類全体である。私たちもそのメッセージを向けられているし、このことをどう跳ね返すかということには、
思想的そして集団的パワーが要る」(鵜飼哲/フランス文学)

「本当の意味で「分かる」とか「理解する」ということ。体の中で声にして振るわせる、あるいはそういうことをしている
人たちのところに居合わせているということが、「分かる」ということに違う次元をつけ加える」(細見和之/詩人)

「この朗読劇の圧倒的な凄み。本来「劇」とは激しいものだ。言語としての記憶は「絶望」だったのに、再演を願うのは、「感動」を得たからだ。もしかしたら、この感動こそ「希望」なのかもしれない」(井上由里子/文筆家・舞人)