平和・協同ジャーナリスト基金 2015講演会

============= ジャーナリズムの現場から =============

 

「神話」でなく真実を ―沖縄・原発・これからの日本―

 

「核の傘」、「基地抑止論」、「世界一安全な原発」……。

戦後、繰り返し語られてきた「神話」はなぜつくられ、何が

隠されてきたのか。沖縄、原発利権という最前線で、真実の

報道をめざすジャーナリストが、今の日本を語ります。

 

★7月4日(土)13:30~17:00(開場13:00)★

 

★明治学院大学白金校舎3号館地下1階3101教室★

〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37

http://www.meijigakuin.ac.jp/access/

 

資料代★ 1000円  学生無料 ※学生証の呈示をお願いします。

 

問合せ★ TEL&FAX 03-3470-5013 ※事前申込み不要

 

 

********************* 講師紹介 *********************

 

2014年PCJF賞 ★大賞/沖縄タイムス社、琉球新報社

★奨励賞/朝日新聞社

 

 

■辺野古新基地 強行の現場から■

阿部 岳(あべ・たかし)沖縄タイムス社北部報道部長

 

1974年、東京都生まれ。97年沖縄タイムス社入社、政経部県

政担当、社会部基地担当、同フリーキャップ(遊軍長)など

を経て2015年から現職。北部報道部(名護市)への赴任は2

回目。前回は1999年の元市長による辺野古新基地の受け入れ

表明、現在は現場での抗議運動などを取材している。著書に

『観光再生―「テロ」からの出発』。

 

■沖縄の基地、二つの神話■

 

島 洋子(しま・ようこ)琉球新報社東京報道部長

 

1967年、沖縄県生まれ。1991年琉球新報社入社。政経部、社

会部、中部支社宜野湾市担当、経済部、政治部などを経て現

職。米軍基地が沖縄経済の発展を阻害している側面を明らか

にした連載「ひずみの構造 ― 基地と沖縄経済」で、2011年

「平和・協同ジャーナリスト基金奨励」を受賞。

 

■原発利権報道の裏側■

市田 隆(いちだ・たかし)朝日新聞編集委員

 

1964年生まれ。読売新聞社を経て2003年入社。東京本社社会

部の司法記者クラブキャップ、デスクなどを経て、11年から

特別報道部で調査報道を担当する編集委員。これまで主に政

官業の癒着や金融業界の不祥事をテーマにした取材を担当。

特別報道部が新聞に連載し、単行本にまとめた『原発利権を

追う』で2014年「平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞」を

受賞。

 

■コメンテーター■

 

前田哲男(まえだ・てつお)軍事ジャーナリスト

 

1938年、福岡県生まれ。1961年、長崎放送に入社、放送記者

となる。1971年に退社後、ジャーナリストとしての活動を始

める。元東京国際大学国際関係学部教授、元沖縄大学客員教

授。平和・協同ジャーナリスト基金賞審査員を第1回から務

める。

『フクシマと沖縄 ―「国策の被害者」生み出す構造を問う』

(高文研)など著書多数。

 

共催:平和・協同ジャーナリスト基金/明治学院大学国際平和研究所

後援:アジア記者クラブ