強がりを言う前に。

福島原発に対するテロを心配する声に配慮して、対テロ訓練を行った、と云うニュースがありましたが、今頃、対テロ訓練とは、それも、警察と海保で。 やらないよりはましでしょうけれども。 こうした訓練では、想定の範囲内のテロリストが、想定の範囲内のショボイテロごっこをするのを予定通りに鎮圧する、とした見学者用に見せるための御遊びに過ぎないもので、実戦の役には立たないでしょう。

http://mainichi.jp/select/news/20130512k0000m040008000c.html

合同訓練:警察と海保が連携 福島原発テロ襲撃を想定

毎日新聞 2013年05月11日

そもそも、何かあれば原爆になる原発を、御丁寧に日本海に向けて何か所も射的の的になるように並べて、何処かの首相のように強がりを言っても、それなりの軍事的実力がある国であれば、御笑いにしかならないです。 原発建設の折に、国防の事等は全然考えていなかったとしか思えません。 原発警備の折には、ショボイテロしか考えず、それ以外は「想定の範囲外」とばかりに警戒も警備もしない、見ない、考えない、では全くの阿保としか言いようがありません。

今の日本なら、一度戦争になれば、何もミサイル等は使用せずとも、破壊するのは簡単です。 例えば、英国のSBS(Special Boat Service 英海軍海兵隊特殊部隊のこと)のような特殊部隊を保有していれば、潜水艦で領海外からでも水中機動作戦で部隊を送り、原発に時限爆弾を仕掛けて破壊するぐらいは簡単に出来るでしょう。

http://www.youtube.com/watch?v=f_tikiEnZTk

Seabob Black Shadow SBS 730 diving scooter

http://www.youtube.com/watch?v=7s8Pf4QtydQ

Royal Marines SBS

安倍首相には、偉そうに国粋的な強がりを言う前に、現実的に、日本の周囲を見なさいと忠告申し上げます。