はじめに
a.日帝論(日本帝国主義論)
日帝とは、大日本帝国、過去の事ではない。
レーニンの「帝国主義論」に習って、資本主義社会の帝国主義的段階の事を言います。
【是非ご参加を】11月1日(土)ジャマル、日帝24年の闘いを振り返り 今カナダに旅立つ ~日本の難民排除とレイシズム
https://chikyuza.net/archives/48291
また、日本の長期独裁政権与党である自民党は、国民の財産である公共物を独占、私物化し続けているアベノミクス段階においても、国民の無関心、政治離れを促しながらの中でレイシズム塗れの日本の恥の歴史を2014年度も上記の様に継続し続けています。
是非、反権力的知識人の結集によって、『日本帝国主義論~真性悪の歴史と終結革命まで』この様な著作を共著として完成させていただきたい。
b.そして誰もいなくなった
この国には、もはや良心も正義も死滅してしまったのでしょうか?
ご参加を!「反富裕11.23新宿デモ/集会」 ◆もう払えない!消費増税反対 ◆一生使い捨ての派遣法改悪反対
https://chikyuza.net/archives/48383
昨日掲載された上記の集会とデモの呼びかけは、ちきゅう座的にも最重要な訴えであり、一過性のものとしてはならないものである。
非正規労働者とは、憲法的権利を剥奪された憲法違反状況に置かれた「使い捨ての亡霊人民階級」のことであり、かつて、ルンペンプロレタリアートと呼ばれていた、国家からも社会からも帝国企業としての就職からも放り出された人々のことである。
今だ、階級内にもプチブルにも所属されない最貧民貧困、資本論以下の労働環境と言わねばならない。
非正規労働者は、まさに、消費だけを許されたその帝国の奴隷であり、21世紀の難民と化していると言わねばなりません。
日本国憲法だけを頼りに考えたとしてももはや、経済的には、「亡霊」でしかない「奴隷」でしかないのだ。
健全な人間が、「学びたい働きたい」平和憲法国家の一員でありたい。
憲法を遵守する誇りを手にしたいと欲求しているのも関わらず、「生きながらに屍」とされている希望も理想も剥奪されている状況は、どの様なものなのでしょうか?
最大限に、政治学的に、経済学的に、社会学的に、分析し、この憲法違反的状況を世界へと訴え出て行かねばなりません!
資本論は、非正規労働者=新ルンペンプロレタリアートの幅にまで広げた形での新体系が求められているのです。
状況は、最悪なものと言わねばなりません。
帝国の悪だくみは、19世紀よりも20世紀よりも進化し、成長しているにも関わらず左翼的知識人は、相変わらず、お人よしに、人を信じ、時の政府を信じ、世界連合がどこかで何とかしてくれるのではないかと他人任せの淡い期待のままに何もせずにいるような状況といえなくはないでしょうか?
それが、朝日新聞バッシングについても守りにしか入れず、左翼不在として、世間は、レイシズム、ヘイトスピーチ、在特会などなどに良いようにされ、良心も正義も語れない日本としてしまっているのです。
すべてを疑いなさい:日帝傀儡アベノミクスへの宣戦布告を!
『国家を疑いなさい』(未完)
第一部 ウクライナ国民と日本国民
さて、時系列的には、11月30日
11.8研究会のご案内とレジュメ:「ウクライナ危機の本質-主権国家の虚構性」
https://chikyuza.net/archives/48312
掲載。
11月2日
社会主義理論学会 第67回研究会「ウクライナ問題」
https://chikyuza.net/archives/47539
「ウクライナゲート」問題第一部たる会合がもたれたわけです。
参加者アンケートも頂いたわけですが、初参加は、僕くらいのものであって、常連の学者先生ばかりだったのではないでしょうか?
ある意味、日本の知性が結集しての「社会主義理論学会」でもあろうから期待もされるのですが、事象としての歴史、それも、欧州、ロシア、そして、アメリカの思惑に挟まれているウクライナ問題を考える事からウクライナ国民の苦悩から日本の国民の苦悩の似姿からの<社会主義>にまで結びつけて語るには、問題が、大きすぎる故か、諸先生方でもアップアップした状況であり、とても、大衆や学生、労働者まで<現在進行性の社会主義論>を語り、聴かせ、疑問点を聞き出す広がりを持てない内輪の会である現段階に少しがっかりするものもありました。
是非、社会主義理論学会も<社会主義3ヵ年計画>的に、多角化しつつ、目標である<日本の社会主義>国民、労働者、学生の次元の理解の行き届く社会主義論へと結びつける、体系的説明を輪として完成させていく前衛基地としての役割を明確にして欲しいと感想を持ちました。
現代史研究会にて、コメンテーター参加を予定されている岩田先生もご出席されていましたので、「ウクライナゲート」問題第2部としての現代史研究会の議論につながるものを期待しているのですが、
「アメリカは、今や斜陽である」
「アメリカとしては、ロシアと対立はしたくはないのだ。むしろ、ロシアと手を組み中国をまず、討ちたいのだ」
その結語もあり、「ネオコン」の情報操作と野望たる画策は、もはや支配的ではないのか?
支配的ではないとしたならどの様な力学が、それぞれの支配階級の中で、蠢いているのか?
それをただ、傍観者的に語るのではなく、<社会主義>的実践として、ウクライナ国民の苦悩と日本国民の苦悩を結び付けて、<社会主義>的国民勢力として、真の民意を際立たせていく学習会でなくては意味がないはずです。
マルクス未満の混乱が続いているわけですが、そろそろ歴史を次の段階に進めなくては、
全ての人類が、生殺しのまま日常の頽落(たいらく)の中で、無意味な一生を終えるだけの存在となりかねない失われた20年の延長の中にあるのです。
プチブルである自身に満足できない知識階級が、かつてのマルクス自身であり、また、社会主義的知識人であり、「本当の意味で学びたい働きたい」と言う有益有意義性に答えた学集会の輪を
上記、
ご参加を!「反富裕11.23新宿デモ/集会」 ◆もう払えない!消費増税反対 ◆一生使い捨ての派遣法改悪反対
https://chikyuza.net/archives/48383
反富裕こそが、マルクス主義の根本でもあり、
『いまや搾取は労働過程にとどまらない。労働から、消費から、そして公共部門か
らも、まんべんなく、広く、そして深く、私たちは搾取にさらされている。これ
に抗するために、11月23日に「反富裕」のデモを行い消費増税と派遣法改悪
にとどめを刺そう。街路にこの言葉が書かれ、人々が囁きあう日が来ることを彼
らは深刻な面持ちで見つめるだろう。それが終わりの合図だからである。』
これに、賛同する理論的完成を各学習会も追随して、新資本論体系としての討議を活発化させていかねばならない。
その最初の拠点として、『ちきゅう座』及び『現代史研究会』への期待が大きいわけです。
第二部 現代史研究会「ウクライナゲート」へ続くわけです。
みなさん、是非、ご参加を!
日曜クラブ:山口二郎 『戦後民主主義の危機をどう乗り越えるか』
https://chikyuza.net/archives/48399
更に、余談ですが、現在の危機は、政党政治が機能していない、民主主義が機能していない。
国民は、非正規労働者として、階級の外へはじき出され、そして、本来、過重労働を強いられている正規労働者へ優越を与えることで、飼いならしている「資本論未満」以上に、「民主主義未満」政治学問題があるわけです。
<社会主義>と<憲法>そして、国民の政治参加、「学びたい働きたい」その能動に答えるのでなくては、左翼でもなければ、知識人でもない。
プチブル的市民、真の意味で、正義も良心も愛も友人もない、消費者、カジノ経済プレーヤーとして、一生を終えるだけの飢餓地獄資本主義の住人であり続けるだけでしかないでしょう。
左翼、社会主義学習会の喫緊の課題は、山積みであるはずです。
退屈知識会の暇はない。
残されている時間は、それぞれ残り少ない。
一瞬一瞬に真実がなくてはならないのです。
(現代史研究会まであと5日)
週刊誌ネタを乗り越えろ!
では、画像版をどうぞ!