戦闘地域では[後方支援]でも危険 

「33年間、主に戦車隊で働き、今年1月に2等陸曹で退職した。専守防衛を超えかねない集団的自衛権の議論に、『国民を守る楯としてなら命を落としても悔いはない。戦闘が始まれば、弾薬や燃料などを多国のケンカに首を突っ込み、死を強いられるのはごめんだ』と感じる。『後方支援』にあたる弾薬補給陸曹も務めていた。戦闘が始まれば、弾薬や燃料などを寸刻も切らさず補給しなければならない。戦争に前方も後方もない。補給部隊は格好のターゲットになるリスクが高い」――札幌市で7月11日開かれた安全保障法制に反対する集会で 元自衛官の末延峰成さん(53)が「間違いなく自衛隊員の血が流れます」と法案の危険性を訴える姿に感銘した。「平和で安心して生きていけるよう声を挙げつづけたい」との決意に大きな拍手が巻き起こった。この集会を見逃さず報道した

朝日新聞7月12日付朝刊にも拍手を送りたい。

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