政府の責任回避が目立つ 

安倍政権の「トカゲの尻尾きり」のような、官僚や政務補佐官の更迭は無責任ではないか。新国立競技場をめぐる問題で、文科省の担当部長、・久保公人局長を7月28日解任。また事務局の山中伸一事務次官を更迭した。本来なら、行政トップの下村博文文科相が責任をとるべき重大問題だったのに、世間の批判を回避する魂胆が明白ではないか。

また、安全保障法を審議している衆院特別委員会では同日、磯崎陽輔補佐官の「政治的安定性は関係ない」と答えた責任を野党から追及された。政府与党は更迭を否定したものの、対応を迫られている。

政府与党の対応の拙劣さは噴飯ものだ。

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