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※ 図表が多いため、下記のUrlで本文をご覧頂いた方が分かりやすい
http://bcndoujimaru.web.fc2.com/fact-fiction2/Malaysian_Airlines_MH17_Was_Ordered_to_Fly_over_the_East_Ukraine_Warzone.html
「ロシアの責任」を叫ぶ者たちは事実の前に沈黙せよ!
突然変更されたマレーシア航空MH17の航路
嘘も百回言えば本当になる…。マレーシア航空を撃ち落としたのは東ウクライナの親ロシア反乱勢力が誤って発射したBukミサイルである…云々。アメリカ諜報部がそんなことをわめいている。1世紀以上にわたってワンパターンで繰り返されてきた「大嘘の大名行列」が、またしてもきらびやかに開始されたようだ。西側プロパガンダ機関(俗に言う「マスメディア」)は「ロシアの責任」を書き立て、西側情報統制機関(俗に言う「国際世論」)がまたしてもワンパターンにその大名行列を飾り立てる。神聖なる大嘘…それを疑うことは、社会的にも道徳的にも許されない…。
しかしこの、ナチ第4帝国とその同盟者たちお得意の「聖なるワンパターン」は、2014年7月17日のマレーシア航空墜落事件からわずか2、3日で見る見るうちにその破綻を露呈させてきた。確実になったものからご紹介することとしよう。以下に掲げる和訳文(仮訳)の原文は次のGrobal Research誌の記事である。
Malaysian Airlines MH17 Was Ordered to Fly over the East Ukraine Warzone:Malaysian Airlines Confirms that it was Instructed to Fly MH17 at Lower Altitude over East Ukraine (By Prof Michel Chossudovsky Global Research, July 21, 2014)
http://www.globalresearch.ca/malaysian-airlines-mh17-was-ordered-to-fly-over-the-east-ukraine-warzone/5392540
MH17機のブラックボックスは東ウクライナ自衛軍の手でマレーシア当局に渡されたのだが、その後、そのデータのダウンロードは、何と!イギリスの「専門家」によって行われ、その分析はオランダとウクライナの手で行われることになったようだ。マレーシアによほどの脅迫が加えられたかもしれないが、肝心の部分がことごとくかき消されて(あるいは作り変えられて)発表されることは目に見えている。しかしそうなっても、以下に掲げる事実は動かしがたいものである。突然、理由の不明確なままで、通常のコースを変えられてわざわざ東ウクライナの戦闘地域の上空を、しかも高度を下げて飛ぶように、ウクライナの管制当局から命令を受けた事実が、いったいどんなふうに説明されるのか、まあお楽しみで発表を待っておくことにしたい。
2014年7月23日 バルセロナにて 童子丸開
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マレーシア航空MH17は東ウクライナの戦闘地域上空を飛ぶように命令された
マレーシア航空はMH17が東ウクライナ上空をより低空で飛ぶように指示されたと断言する
ミシェル・チョスドフスキー著 Grobal Research 2014年7月21日
MH17機の航路に関して、マレーシア航空は、同機がウクライナの空域に入ったとたんに、より低い高度で飛ぶようにとパイロットがキエフの航空管制塔からの指示を受けたと断言している。
「MH17はウクライナ全域の上空を35000フィート(10670m)の高度で飛ぶことを求める飛行計画で飛んだ。それは『最適条件』ぎりぎりの行動である。
ところが、飛行中の航空機の高度は地上の航空管制当局によって決定される。ウクライナの空域に入った途端に、MH17機はウクライナ航空管制当局によって33000フィート(10060m)で飛ぶように指示されたのだ。」
(詳細は次のプレスリリースを見よ: http://www.malaysiaairlines.com/my/en/site/mh17.html)
33000フィートは飛行制限高度より1000フィート(305m)高い(下の図を見よ)。このウクライナ航空管制当局の要求は実行された。
(図表のUrl:http://www.zerohedge.com/sites/default/files/images/user5/imageroot/2014/07/restricted%20air%20space.png)
【図の説明:《左上》ウクライナ当局は17便がBukミサイルで撃ち落とされたと語ったが、ロシア系分離主義者の指導者は、彼らが飛行機には届かない肩に担ぐ「マンパッド」しか持っていないと語った。《右》Bukミサイルシステムは49000フィートの射程、通常の飛行高度は35000~39000フィート、17便の高度は33000フィート。飛行制限空域では32000フィートが限度だったが、墜落事件以降に全面的に制限された。「マンパッド」の射程高度は13000フィートである。《下はWall Street Journalによる情報源》:訳者】
「通常」許可される航路からの逸脱
MH17の飛行航路について、マレーシア航空は、同機がユーロコントロールと国際民間航空機関(ICAO)によって定められた規則に従ったと断言している。(以下、強調を付加している)
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私は、ユーロコントロールの当局者たちによって報告された最新のコメントについて述べたいのだが、ユーロコントロールはICAO規則の下でヨーロッパでの飛行航路を認可する機関である。ウォールストリート・ジャーナルによれば、その当局者たちは、この墜落事故の以前には毎日150の国際便を含む400機ほどの民間航空機が東ウクライナを横切っていたと述べた。ユーロコントロールの当局者たちはまた、この事故の前2日の間に75の異なる航空機がMH17と同じ航路を跳んでいたと述べた。MH17の航路は、空のハイウエイのような混雑する幹線航路だったのだ。その航路は、国際的な飛行管理当局によって定められ、ユーロコントロールによって認可され、そして何百もの他の飛行機によって使われていたものだった。
同機は、その地の航空管制当局によって定められ安全と見なされる高さを飛行した。そしてそれが制限空域の中に紛れ込むことは決してなかった。[このマレーシア航空の発言は最新の証拠によって否定されるのだが。]
同機とその操縦士たちは規則に従った。しかし地上では、戦争中の規則が破られた。受け入れがたい攻撃の行動のなかで、MH17は撃ち落とされ、その乗客と乗員はミサイルによって殺されたようだ。
この事件が起こったウクライナ上空の空域にある航路は、ヨーロッパからアジアに向かう航空機によって普通に使用されているものだ。MH17事件が起こったときに、別の航空会社の便が同じ航路を飛んでおり、それ以前の何日も何週間もの間、同様に他の多くの航空会社の便が飛んでいたのである。ユーロコントロールは、そのウクライナを横切るものを含めて、ヨーロッパの空域を横切る全ての便を記録している。
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この声明が断言していることは、MH17の「通常の航路」が、日常的に東ウクライナを横切るおよそ150の国際便の飛行航路と同じであったことだ。マレーシア航空によれば、「通常の飛行航路[アゾフ海を横切るもの]は当初から国際民間航空機関によって安全を宣言されていた。国際航空運送協会は、この飛行機が航行していた空域は制限の対象ではないと述べている。」
認可された飛行航路は下の地図に示される。
7月17日(この惨劇の日)の以前10日にわたる、東ウクライナを横切って南東方向に向かうMH17(そして他の国際便)の通常の航路は、アゾフ海を横切る者である。(下の地図を見よ。)【薄くて見えにくいが、紛争地域(茶色の部分)に墜落したMH17の航路が、それ以前の航路の上側に描かれている:訳者】
(地図Url:http://www.zerohedge.com/sites/default/files/images/user5/imageroot/2014/07/MH%2017%20flight%20paths_0.png)
7月17日に航路が変更された
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同機とその操縦士たちは規則に従った。しかし地上では、戦争中の規則が破られた。受け入れがたい攻撃の行動のなかで、MH17は撃ち落とされ、その乗客と乗員はミサイルによって殺されたようだ。(マレーシア航空、同上)
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MH17の音声記録がキエフ政府によって没収された一方で、ユーロコントロールからは航路変更の命令が出されていなかった。
この飛行航路の変更命令はウクライナ当局者から出されたものだったのか? パイロットが航路を変えるように指示を受けたのか?
英国メディアの捏造:「魔法を使って嵐を呼び出そう」
イギリスのニュース報道は飛行航路の変更があったことを認識している。そして根拠も無しにそれが「南ウクライナで起こった雷雨を避けるため」であったと主張している。
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マレーシア航空のディレクターであるイズハム・イスマイルもまた、悪天候がMH17にその航行計画を変えさせたという主張を否定した。「パイロットからはそんなことが起こっているという報告は全く無かった」。イズハムは言った。 ( News Malaysia July 20, 2014)
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しかしながら、明らかなことは、航路の変更が実際に起こったことを西側メディアが認識している点だ。そしてその「悪天候」の言い草が捏造である点である。【当日アゾフ海上空付近に航路を変更しなければならなかった雷雲の発生は伝えられておらず、他に多数飛んでいた様々な航空会社の飛行機で悪天候のための航路変更を行っていた例も伝えられていない。:訳者】
ウクライナのジェット戦闘機が民間航空機のための航路上にいた
R-60空対空ミサイルを搭載したウクライナのSU-25ジェット戦闘機が、マレーシア航空機の5~10kmの範囲内、民間航空機のために確保された航空路内にいたと突き止められたことは特筆に値する。
(ロシア国防相の厚意による図Url:http://cdn.rt.com/files/news/2a/94/c0/00/suuuu.si.png)
この軍用機発進の目的は何だったのか? ウクライナ空軍機のマレーシア航空機に対する戦闘地域に向かう北方向への「誘導」だったのだろうか?
このマレーシア航空MH17の航路変更は下の地図で明らかに示されている。その航路はMH17を戦闘地域に、つまりドネツクとルガンスクに連れて行くのだ。
画像を見よ
比較:画像Url:ttps://slavyangrad.files.wordpress.com/2014/07/ingograph.gif?w=1200
【ダイナミックな図で、7月16日と17日の航路の違いがよく分かる:訳者】
2014年7月14日~17日のMH17便航路のスクリーンショット
7月14日: https://slavyangrad.files.wordpress.com/2014/07/14th-july-route.jpg?w=428&h=200
7月15日: https://slavyangrad.files.wordpress.com/2014/07/15th-july-route.jpg?w=428&h=204
7月16日: slavyangrad.files.wordpress.com/2014/07/16th-july-route.jpg?w=428&h=203
7月17日: http://slavyangrad.files.wordpress.com/2014/07/17th-july-route.jpg?w=428&h=185
【見づらいが、黒海の北の方で航路が切れる。この拡大図が先ほどの7月17日の図:訳者】
最初のダイナミック・マップは二つの飛行航路を比較している。第2の航路は7月17日のものだが、ドネツク州のルガンスク州との境界付近の戦闘地域上空に飛行機を連れていく。
次の4枚の静止画像は2014年7月14日から17日までのMH17の飛行航路のスクリーンショットを示している。
これらの地図で伝えられる情報は、7月17日の航路が変更されたことを示している。
MH17はアゾフ海上空を通る通常の南東ルートからドネツク州の上を通る道に変えられた。
だれがこの飛行航路変更を命令したのか?
我々はマレーシア航空に連絡し、その公式の声明を出すことと、パイロットとキエフの航空管制塔との間で交わされた会話の音声ファイルを発表するように求めている。
その音声ファイルの書取は公開されるべきである。
同時にまた確認されるべきことだが、ウクライナ空軍SU-25ジェット戦闘機はM17と共にいたのか?
証拠は7月17日の飛行航路が断じて通常認可されている航路ではないことを明白にしている。それは変更された。
その変更はユーロコントロールによるものではなかった。
誰が、戦闘地域に飛行機を向かわせて298人を殺したこの航路変更の背後にいたのか?
その航路変更の理由は何だったのか?
マレーシア航空がこれらの二つの【今年3月に起きたMH370便行方不明事件と今回のウクライナでの撃墜事件の二つを指していると思われる:訳者】悲劇的な出来事から被った損害もまた叫ばれなければならない。マレーシア航空は高度な安全基準と傑出した記録を持っているのだ。
これら二つの事故はある犯罪的な企ての一部である。それらは決してマレーシア航空側の怠慢の結果ではない。同社は破産の危機に直面しているのだ。
【引用、翻訳、ここまで】
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔eye2712:140724〕