戦争、戦力・交戦権を放棄した9条。その意味、力、未来とは・・・
学生、自衛隊員経験、沖縄、作家、メディア。
世代、体験の違い、それぞれの人生から立ち上がる考えかたを交流します。
「自分の頭で考えたい」そう思うあなたに何かをもたらすシンポジウムです。
お誘いあわせのうえ、お出かけ下さい。
[日時]12月3日(月) 18:45~20:30 [開場/18:30]
参加費:1000円(大学生以下無料)
[出演]
浅田次郎 作家・日本ペンクラブ前会長
大城貞俊 作家・元琉球大学教授
金平茂紀 キャスター・ジャーナリスト
中島京子 作家・エッセイスト
鹿島健 TOSMOS・早稲田大学大学院修士課程修了
PeaceNight9実行委員会学生
コーディネーター:梓澤和幸 弁護士・日本ペンクラブ平和委員会委員長
[場所]文京シビックホール(小ホール) 文京区春日1-16-21
東京メトロ後楽園駅 徒歩 1分、都営地下鉄春日駅 徒歩 1分、JR総武線水道橋駅 徒歩 9分
[主催]一般社団法人日本ペンクラブ
参加ご希望の方は、電子メールで、タイトルを「12月3日イベント申込」、本文にお名前・申込人数・電話番号をお書きのうえ、以下までお申込みください。
〇お申込み・お問合せ先
日本ペンクラブ事務局
Mail:kenpou@japanpen.or.jp
電話 03-5614-5391
* 当日券あり。ただし事前申込が定員(300名)に達した場合当日券はありません。
日本ペンクラブのHPでご確認ください
【出演者プロフィール】
浅田次郎(あさだ・じろう)
作家。1951 年、東京都出身。日本ペンクラブ前会長(2011 年~2017年)。1997 年『鉄道員(ぽっぽや)』で直木賞、2000 年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞、司馬遼太郎賞、 2008 年『中原の虹』で吉川英治文学賞、2010 年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年 『帰郷』で第43回大佛次郎賞を、それぞれ受賞。2018 年現在、直木賞、中央公論文芸賞、吉川英治文学賞、渡辺淳一文学賞選考委員。近著に『天子蒙塵』第四巻。
大城貞俊(おおしろ・さだとし)
元琉球大学教授。詩人・作家。1949年、大宜味村生まれ。1992年小説『椎の川』で具志川市文学賞、1997年『山のサバニ』で沖縄市戯曲賞、2005年『アトムたちの空』で文の京文芸賞、その他、九州芸術祭文学賞佳作、山之口貘賞、沖縄タイムス芸術選奨大賞、やまなし文学賞佳作、『一九四五年・チムグリサ沖縄』でさきがけ文学賞などの受賞歴がある。他に評論『沖縄戦後詩史』、小説『G米軍野戦病院跡辺り』、2018年8月に『椎の川』がコールサック社より復刻再刊された。
金平茂紀(かねひら・しげのり)
ジャーナリスト。テレビ報道記者、キャスター。早稲田大学大学院客員教授。1953年北海道生まれ。東京大学文学部社会学科卒。1977年TBS入社。以降、同社で報道局社会部「ニューススコープ」副編集長、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」編集長、報道局長などを歴任。2010年9月より「報道特集」キャスター。2004年度「ボーン・上田記念国際記者賞」受賞。その他番組を通じて、ギャラクシー賞、JCJ賞など受賞。2016年3月執行役員退任にともない退社。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『抗うニュースキャスター』(かもがわ出版)など多数。近著に共著『白金猿 ポスト安倍政権の対抗軸』(かもがわ出版)、『漂流キャスター日誌』(七つ森書館)。
中島京子(なかじま・きょうこ)
作家・エッセイスト。1964年東京都生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒。出版社勤務を経て渡米。帰国後の2003年『FUTON』で小説家デビュー。2010年『小さいおうち』で直木賞、2014年『妻が椎茸だったころ』で泉鏡花文学賞、2015年『かたづの!』で河合隼雄物語賞、歴史時代作家クラブ作品賞、柴田錬三郎賞、同年『長いお別れ』で中央公論文芸賞、2016年日本医療小説大賞を受賞した。他に『平成大家族』『パスティス』『眺望絶佳』『彼女に関する十二章』『ゴースト』『樽とタタン』など、著書多数。
鹿島健(かしま・けん)
早稲田大学大学院比較政治研究領域、修士課程修了。修士論文のテーマは、政治思想および国際関係論を中心とした「1960年における中立思想。日本・韓国・米国の在外朝鮮人を中心に」。異文化理解の促進をテーマとした国際交流をライフワークとしながら、各種イベントの企画・相談・実施を手がけている。
PeaceNight9実行委員会(ピース・ナイト・ナインじっこういいんかい)
PeaceNight9実行委員会は、首都圏の学生九条の会の活動の相互交流と活性化のために2007年に結成された、首都圏学生九条の会連絡会です。毎年冬に講演会『PeaceNight9』を開催するほか、各大学の九条の会の取り組みを交流する交流会の開催などをしています。昨年のPeaceNight9では、憲法学者の清水雅彦・日本体育大学教授、元自衛官の井筒高雄さんをお招きして講演を行いました。
梓澤和幸(あずさわかずゆき)
1943年生まれ。一橋大学法学部卒。1971年弁護士登録。日本ペンクラブ理事、平和委員会委員長。フジテレビ番組審議会委員。立憲主義の回復をめざす国分寺市民連合共同代表などを務める。主な著書に『改憲 どう考える緊急事態条項・九条自衛隊明記』(同時代社)、共著 『前夜-日本国憲法と自民党改憲案を読み解く-』(現代書館)、『リーガルマインド――自分の頭で考える方法と精神』(リベルタ出版)、『報道被害』(岩波新書)等。