4 月に、ドイツとベラルーシから、チェルノブイリの子どもたちの支援や環境問題、
エネルギー問題に携わる市民たち 12 名が来日しました。
4 月 13 日から 20 日まで、広島、東京、福島を訪問し、震災・原発事故を経験した
日本の現状を視察するとともに、経験共有を行いました。
チェルノブイリ原発から放出された放射性物質の7割が降り注いだベラルーシ。
2人の女性は、原発事故を直接経験しました。
また4人の若者は、自ら子どものころに甲状腺の病気を持っていたり、
3週間の保養によって体調が回復する経験をしていました。
原発事故については、家族から聞いたり、実際に親戚も病気を持っていたりします。
しかし、独裁国家のベラルーシで、チェルノブイリ原発事故については
ほとんど語られません。
線量計も、市販はされておらず、手にしたのは今回始めて、とのこと。
声を上げることはほぼできないとのこと・・国会周辺の金曜行動は感動したと言って
いました。
ドイツのメンバーは、1986年からすでに活発に活動し、ベラルーシとつながり、
若者の育成やエネルギーシフトにも力を入れるパワフルな面々でした。
資料などを掲載しましたので、ぜひご覧ください。
●概要、資料と映像はこちら
http://www.foejapan.org/energy/evt/140419.html
●ブログ報告
チェルノブイリから28年~日独ベラルーシ経験共有(1)メンバーとベラルーシの経
験
http://blog.canpan.info/foejapan/archive/182
チェルノブイリから28年~日独ベラルーシ経験共有(2)広島
http://blog.canpan.info/foejapan/archive/183
チェルノブイリから28年~日独ベラルーシ経験共有(3)福島
http://blog.canpan.info/foejapan/archive/184
チェルノブイリから28年~日独ベラルーシ経験共有(4)19日イベントとベラルーシ
民謡
http://blog.canpan.info/foejapan/archive/185
チェルノブイリから28年~日独ベラルーシ経験共有(5)福島訪問・若者の感想
http://blog.canpan.info/foejapan/archive/186
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吉田明子 (YOSHIDA Akiko)
国際環境NGO FoE Japan
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