映画「フタバから遠く離れて」の舩橋監督からのお知らせを送ります。
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映画「フタバから遠く離れて」 映画本編 期間限定公開
公開期間 2014年3月11日(火)0:00 ~ 3月23日(日)24:00
視聴サイト https://apps.facebook.com/futaba-movie/
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監督 舩橋淳 テーマ音楽 坂本龍一「for futaba」 96分
故郷から遠く離れた場所で、現在も避難生活を送っている
福島県双葉町民の日常を描いたドキュメンタリー
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311から3年:わたしたちに「いま」できること ~無料公開への思い~
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311におきた、あの地震・津波そして原発事故の悲劇からもう3年が
経ちました。「あのとき」テレビにかじりついて見ていた日々は遠い昔の
ようで、原発事故はもう終わったことのようになっていると「いま」
感じませんか。
原発事故の悲劇、避難の苦しみを風化させないために、この映画をぜひ
見てください。
「フタバから遠く離れて」は、「あのとき」から始まり「いま」も続いて
いる原発避難についてのドキュメンタリー映画です。原発事故の悲劇を
「あのとき」のものとして葬り去りたくない、「いま」も続いている、
収束など全くしていない事故について考え直してみたいと思う方にぜひ
見ていただきたいと思います。
劇場や上映会でご覧になった方、DVDを購入された方がもう既にいるので
心苦しくもあり、大変思い悩んだのですが、原発事故に悲劇を風化させ
ないため私たちに何ができるのかを考え、決意致しました。
「いま」この映画を見てほしい理由は三つあります。簡単にいいます。
一つ目は、福島の原発事故が収束もしておらず、事故の反省・原因究明も
出来ていない中で、日本という国がまだ原発を使い続けようとしている
からです。我々はなんとなく「良くないんじゃないか」と思いながら原発
の電気を使い続けてよいのでしょうか。今の生活のために将来の子孫に
核のゴミを残して良い のでしょうか。これについてちゃんと考える必要が
あります。
二つ目は、福島第一原発の電力は100%東京首都圏へ送られていたように、
原子力発電は不公平に地方に事故のリスクを押し付ける犠牲のシステムで
あり、我々日本人はそんな犠牲のシステムにずっと長く依存して来たから
です。いったん事故が起きれば、どんな悲劇が起きるのか、原発避難を
強いられた方々の 姿を直視していただきたいと思います。
三つ目は、原発避難の時間は一枚の新聞記事や5分のニュース報道では
語ることができないからです。ジャーナリズムは言葉で情報を伝えるもの
であり、ドキュメンタリーは言葉にならぬもの、時間の重みや人の感情を
伝えるものです。事故直後の混乱時は、いつかこの混乱も治まり、いつか
町への帰還のメドも立 つだろうと思われていました。しかし、放射線量は
ずっと高く、国は帰還のメドを示されないまま、時がどんどんと経過して
ゆきました。置いてきぼりにされた ごく普通の人々の苦しみ、時間の
重みを経験していただきたいのです。
以上の理由から、3年たった「いま」事故の風化を絶対にさせないため、
みなさんと「フタバ~」を共有したい、そう思って無料公開を決意しました。
ぜひご感想をお聞かせください。
必ず全員にお返事するつもりです。
よろしくお願いします。
原発事故の悲劇、避難の苦しみを風化させないために、
この映画をぜひ見てください。
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第二部制作へのご支援を!
(3月11日からクラウドファンディング開始)
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自主上映会について
http://nuclearnation.jp/jp/jyouei.php
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「フタバから遠く離れて」DVD販売中(紀伊国屋書店)
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-10-4523215101844
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