正義を失くした沖縄の政治家の背後にあるもの

当時中学1年生の「鳩山総理の大きな目はどこをみているのだろう。沖縄はまた捨てられた。子どもはちゃんと見ている」は、痛みのない政治改革をくり返す大人たちへの心の叫びだと考えています。
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>  新しいものを生み出すためには、出産と同じく“痛み”が必要です。その痛みを怖がって、出産をためらっていたら、新しい命が生まれないのと同じく、政治改革にも正義を失くした偽装政治家の仮面を剥がす“痛み”を受け入れる覚悟が必要です。
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>  正義を失くした偽装政治家の源流を探っていくと、敗戦後、アメリカにお金で魂を売り飛ばした男達がいました。その男達がいまの日本政治の本流となって、「民主主義、日本にはこれがない」(西山太吉)の、偽装民主儀の日本を形成しています。
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>   「普天間基地問題から何が見えてきたか」             (岩波書店)
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>  「パックスアメリカ-ナと日本の植民地化」
>                           (宇沢弘文★ 東京大学名誉教授)で、
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> ★宇沢弘文 経済学者 「棺おけに足をつっこんでいたが、TPP問題をはじめとした日本政府のふがいなさに戻ってきた」と、何かでコメントしていた。
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> 以下タイトル以外は引用
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> 「2007年に出版されたティム・ワイナ-『CIA秘録』文藝春秋 2009」は、1945年8月、日本の無条件降伏に始まったパックス・アメリカ-ナ、「アメリカの力によるアメリカの平和」の深層にわたる実態について、含蓄に富んだ分析を展開したものである。この全過程を通じて、CIAはもっぱらカネで買収するという手段を使って全世界にパックスアメリカ-ナを広めた。この間の経緯をニュヨ-ク・タイムズの記者のティム・ワイナ-が、封印を解かれた公文書と当事者のインタヴュ-に基づいて、克明に描写したのである」
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>                           マ-シャルプランとCIA
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>  「マ-シャルプランは、1948年から5年間に亘って、合計137億ドルに上る予算が組まれた。マ-シャルプランの援助を受けた国は、同じ額を自国通貨で積み上げ、アメリカ政府の指示に従って使うことが義務づけられていたが、その5%、6億8500万ドルが自動的にCIAに回された。CIAは、この巨額に上る資金を自由に使って、パックス・アメリカ-ナの形成、拡大に狂奔した。
> その営為は全体として必ずしも効果的ではなかったが、日本の場合には、もっぱらCIAの活躍によって日本をde factoの植民地化することに成功した。」
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>    さらに、日本占領とCIAで
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>  「敗戦後の日本で最初にマッカサ-総司令部のスパイとなったのは、戦時中、帝国陸軍参謀本部第二部長として諜報責任者のポストにあった陸軍少将有末精三である。1945年7月、日本軍の降伏を目の前にして、戦争犯罪人として処刑されることを怖れた有末はそれをGHQの諜報関係の責任者チャ-ルズ・ウイロビ-少将に差し出し、その秘密工作員となることを申し出た。ウイロビ-の指示に基づいて、有末は、参謀次長の陸軍中将河辺虎四郎を中心とする帝国陸軍の高級指揮官から構成されるスパイ・チ-ムを編成し、積極的な諜報活動に従事することになった。
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>  有末の工作員として活躍したのが児玉誉士夫であった。児玉は戦時中、占領下の中国を舞台に数千人の工作員を使って、戦略物資からアヘンにいたるまで、日本軍が必要とするありとあらゆるものを買い付け、盗みとった。—-敗戦後間もなく、児玉はA級戦犯として、巣鴨刑務所に収監された。」
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>  「1948年12月23日、東條英機を始めとする7名のA級戦犯の絞首刑が執行された、その翌日、岸信介と児玉誉士夫の二人は巣鴨刑務所から釈放された。東條内閣の重要な閣僚として、また「満州国」の経営に中心的な役割を果たした岸信介と昭和の極悪人ともいうべき児玉誉士夫の釈放が、当時の日本国家の官僚に与えた衝撃は大きかった」
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> 引用終わり
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>  まさに「銭どぅ宝」で「日本を売った男たち」が、見事なまでに描写されています。
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>  1948年12月24日 巣鴨刑務所から釈放された岸信介と、弟の佐藤栄作はいずれも総理大臣を務めています。岸信介の安保容認からベトナム戦争への流れと、焼夷弾を使って日本の各都市を燃やしつくした背後にあるアメリカの陰謀の詳細は「パックスアメリカ-ナと日本の植民地化」を御覧ください。
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>  とこころで佐藤栄作は、沖縄復帰の時に「沖縄版マシャ-ルプラン」を持ち込んだことは、72年復帰直後の5月15日の「公印偽装による裏金づくり」から明らかだと考えています。
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>  沖縄版マ-シャルプランの先駆けとなったのが、1962年、アメリカはケデディ大統領名で「沖縄は日本の領土である」と宣告するいっぽう、復帰運動の主体である沖縄県教職員会に対して感謝とともに、100万ドルを贈呈した。
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>  お金は人も組織もダメにします。復帰後の県教育界の裏金づくりは、自然の流れであった。
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>  教育委員会の裏金づくりの温床である「標準学力テストを御覧ください。
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>    http://warabij.ti-da.net/c161248.html
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>  復帰後40年、裏金の魔力は県内全域を汚染しています。保守、革新問わず誰ひとり「公印偽造による裏金づくり」に取り組もうとする政治家はいません。なぜか。それは宜野湾市での1億5千3百万円の税金泥棒が象徴しています。
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>  http://warabij.ti-da.net/c161227.html
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>  沖縄の政治家は裏金の魔力で、人間としての誇りと正義をなくしています。