リベラル21運営委員会
リベラル21運営委員会の田畑光永代表が、5月7日に病気のため死去いたしました。89歳でした。
田畑代表は1960年に東京放送(現TBS)に入社、報道記者、キャスター、北京支局長、香港支局長などを歴任しました。定年退職後は神奈川大学教授、月刊誌『軍縮問題資料』運営委員などを務めました。
2007年3月15日、新聞記者経験者、通信社記者経験者、画家、会社員らとインターネット上に、「護憲・軍縮・共生」を掲げるブログ「リベラル21」を開設し、その運営委員会代表に就きました。「市民の意見や主張がマスメディアに紹介されることが少ないという状況が続いている。私たちは、市民の立場から広く発信してゆかねば」というのが、田畑代表の信念でした。
以来、18年にわたりブログのデスクとして編集に関わるとともに、執筆にも携わってきました。これまでに本ブログに執筆した論考は470本余にのぼります。論考のテーマは中国問題、国際政治、国内政治など多岐にわたりました。とくに中国問題については造詣が深く、遺作となった3月5日付の論文も『中国上層部で内紛?』でした。
田畑代表から運営委に「病気と診断された」と連絡があったのは3月中旬でした。それから2カ月足らず。まさに急逝でした。
これまで田畑代表の論考をご愛読くださった読者の皆様に、田畑代表に代わって御礼を申し上げます。
初出:「リベラル21」2025.5.23より許可を得て転載
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