2012年1月23日 連帯・共同ニュース第217号
■ 淵上です。ご無沙汰…ともあれ新年が明けて、正月ももう少しで終わりそうですが、1月18日には、テントで運営委員会が行われました。昨年から言われていたことですが、1月24日から「国家前座り込み」を始めます。これは、テントひろばから出撃するような感じになりますが、「経産省前も国会前も」ということです。国会前座り込みは、この周辺での情宣活動と共に、国会議員に対して、いま一度原発問題で関心を呼び起こし、特に子どもたちを放射能から守る問題で、そのような超党派の議員の運動(○○議員連盟など)を起こすこと、同時に子どもを守る法律の制定を目指して、国会議員工作を 行うことを重視したものです。
■ 経産省前のテントは断固維持します。1月20日のテントひろば全体会議では、国会前の座り込みに対して、経産省前が手薄にならないよう、大いに協力しようという確認も得られました。厳寒の時期に入り、テント座り込みもつい敬遠しがちになります。風邪で一時リタイヤという方もでています。新たな座り込み、泊まり込みメンバーがおおいに望まれるところです。いつでも何時間でもかまいません。経産省前あるいは国会前に駆け付けてください。経産省前テントひろばは、吉野家と同じ「24時間営業」です。国会前は、当面1月24日から31日(土日を除く)まで、朝10時~16時までです(テントから出てテントに戻るという基本パターン)。2012年は脱原発に大きく踏み出す重要な年となります。寒さを友に共に頑張ろう! (文責 淵上太郎)
■ 1月24日からは国会が開かれます。政府は消費税増税を中心に今国会の方針を設定しています。これは財政危機と財政再建の強調です。国債残高が1000兆円を超えるということが強調されているのもそのためです。経済学者の植草秀一さんは地方債務や当座の政府取引などを除いた実質的な残高(債務)は391兆円の赤字国債であると分析しています。それも467兆円の中央政府の資産と相殺され財政危機ではないと語っています。財政危機は消費税増税の口実であり、財務省の以前から路線です。今国会で取り上げなければならないのは原発の存続を含めた方向と放射能汚染対策です。また、東日本大震災の復興問題です。野田内閣は口ではともかく、これらの問題を避け、先送りしています。官僚はそれを見こんでの再稼働の準備を進めています。我々は国会前で原発問題と復興問題を訴えます。経産省前と国会前に結集してください!