バルセロナの童子丸開です。
カタルーニャとスペインの情勢について、新しい展開がありましたので緊急にお知らせします。
10月27日にカタルーニャの独立と共和国としての出発が州議会で承認されたことはご存じのとおりでしょう。同時にスペイン中央政府が憲法155条を発動させましたが、それによって罷免させられたカルラス・プッチダモン氏と側近の5人が現在(30日)ベルギーのブリュッセルに滞在中です。
ベルギー政府は29日に、突然、プッチダモン氏が政治亡命を申し出た場合には受け入れると発表しました。そしておそらくその直後にプッチダモン氏らはブリュッセルに向かい、本日、正式に政治亡命を申請したようです。
おそらくブリュッセルに「カタルーニャ共和国亡命政府」を樹立するのではないかと思われます。
このような動きは1日や2日で急に決まったものではあり得ず、相当に以前からEU主要国のかなり奥深いところで、カタルーニャのスペインからの分離、つまりスペイン国家の解体が画策されていたのではないかと疑わせるようなことです。
今はまだ不明な部分が多すぎるのですが、ものごとの推移が比較的はっきりした時点で、再び記事としてまとめてウエッブにアップしたいと思っています。
なお、現在のところ、バルセロナなどでの混乱や騒乱は起こっていません。
では。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
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