総統閣下が「美味しんぼ」鼻血問題でお怒りのようです (Dailymotion動画)他 若干の、いろいろ

昨今、巷を騒がせております「鼻血」問題の関連情報を若干集めてみました。ご参考までにご覧ください。

 

まず、この2つをご覧ください。

1.総統閣下が「美味しんぼ」鼻血問題でお怒りのようです – Dailymotion動画

http://www.dailymotion.com/video/x1u1hza_%25

 

2.【ルポ】原発問題を考える  【原発】福島の真実──『美味しんぼ』作者・雁屋哲氏に聞く  オーストラリア生活情報サイト NICHIGO PRESS  日豪プレスが運営するオーストラリア生活の総合情報サイト

http://nichigopress.jp/interview/%E3%80%90%E3%83%AB%E3%83%9D%E3%80%91%E5%8E%9F%E7%99%BA%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B/51415/

 

<別添PDFファイル>

(1)鼻血描写、広がる論議(美味しんぼ取材協力の医師「体の異変、感じる人いる」)(東京 2014.5.15)

(2)美味しんぼ問題、風評助長、容認できず、県が反論(福島民報 2014.5.13)

http://www.minpo.jp/news/detail/2014051315618

(3)飯坂で山林火災、4時間燃え鎮火状態(福島民報 2014.5.13)

http://www.minpo.jp/news/detail/2014051315633

 

<さらに追加>

●<鼻血は風評被害だ?>環境省が異常な反応~いろいろまとめ~ 「如何に福島は危ないかを証明しているのは今の環境省」 – みんな楽しくHappy♡がいい♪

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3708.html

 

●美味しんぼ 次号では鼻血以上の過激表現があることを予告・・・福島の真実は本物なのか – ほにゃらん速報

http://shunnetablog.blog.fc2.com/blog-entry-279.html

 

●「美味しんぼ」の描写に波紋 被曝で鼻血…抗議相次ぐ:朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/ASG5D4W9FG5DUGTB00C.html

 

●美味しんぼ鼻血、がれき受け入れた大阪も抗議  社会  読売新聞(YOMIURI ONLINE)

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140512-OYT1T50059.html

 

●漫画「美味しんぼ」の最新話、「鼻血は被爆が原因」と明記!他にも「ガレキ処理で健康被害」「福島には住めない」というような描写も! – 真実を探すブログ

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2497.html

 

●美味しんぼの描写、「残念で悲しい」と浮島環境政務官 – MSN産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140508/dst14050820080008-n1.htm

 

●【福島県伊達市】小学校の『保険だより』に「1学期間に鼻血を出す子が多かった」  SAVE CHILD

http://savechild.net/archives/6247.html

 

<追>

(3)飯坂で山林火災、4時間燃え鎮火状態(福島民報 2014.5.13)

http://www.minpo.jp/news/detail/2014051315633

 

原発事故による放射能で環境が汚染された地帯では、山火事というのは絶対に避けなければいけない災害なんです。この飯坂の山火事ですが、たいへんよろしくありません。おそらくは森林にあった放射能が、山火事によって、あたり一面に広がってしまっているでしょう。呼吸被ばくが非常に懸念されます。山火事防止は放射能汚染地帯の防災対策のイロハ中のイロハで、実際、チェルノブイリ原発事故後の旧ソ連諸国では、山火事防止が最重要対策の一つでした。

 

しかし、日本では、国も、農林水産省・林野庁も、各県庁も、基礎自治体の多くも、放射能に汚染された森林火災・山火事防止への警戒と防止対策強化はほとんどないと言っていいと思います。この国は、まもなく深刻な事態に陥るように思われてなりません。放射能を甘く見すぎです。

 

 

私のコメントは下記です。

 

◆自分ではない他の人が「鼻血が出た」「体調がすぐれない」と言ったときに、「そんなことはあるわけがない、あなたの言っていることは風評だ、迷惑だ、行きすぎだ、容認できない(黙りなさい)、傷つけられた」、云々かんぬんと、まあ、これって、何言ってるんですか、ではありませんか、おかしくないですか? 鼻血は出たんです、出て何が悪いのでしょう、出たのを出たと言って何かいけないことでもあるのですか、ということではないのでしょうか? 福島第1原発事故の前だったらどうだったでしょう? 福島に行ったら、鼻血が出ても、体調が悪くなっても、断固として認められません、黙りなさい、迷惑です、風評助長です、なんて、やっつけられるのですか? これじゃ、自分の体の異変も口に出して云えないし、鼻血も出すことができません、放射能への心配さえも口外できなくなってしまうでしょう。こんな状態では、そもそも福島に行く人もいなくなってしまうのではありませんか。このあり様を見て、県庁さまのご抗議を拝聴して、ああ、安心した、福島の放射能はみんな「風評」だったんだね、なんて、思うと思いますか? 少し頭がおかしくなっていませんか。福島には暗黒社会ができてしまったということですか。自重すべきはどっちなのでしょう?

 

◆そもそも論で言えば、鼻血や体調不調は被ばくが原因ではない、などと言い切れる科学的実証的な証拠など、どこにもありません。被ばくによる健康被害は個体差が大きく、何とも言えないのです。鼻血が出る出ないだって、放射能云々カンヌンとは別にして、個人差が大きいです。鼻血がよく出る人は出るんです。原理的には放射線被曝は非常に危ないものです。鼻血はあり得ない話ではありません。被ばくの仕方だって、同じ場所に同じようにいたとしても、人によってそれぞれ違います。わずかな外部被曝で済む人もいれば、深刻な内部被曝をしてしまう人もいます。いい加減な根拠で「あり得ない」などと言う人間こそ、医者なのか学者なのかは知らないけれど、怪しい人たちです。名前を覚えておいて、今後はそういう人達の言うことは信用しないようにいたしましょう。なにせ放射線被曝がどれくらい健康被害をもたらすのか、低線量になれば、そう簡単には決めつけられないのですから。しかし、必ず誰かは、ロシアンルーレットのように、引き金の犠牲になることは分かっています。鼻血なんて放射能と関係がないなどという人間ほど、この低線量被曝の危険性を訴えることはまずありません。つまりはご都合主義の御用型人間だということでしょう。

 

◆ついでに申し上げておきます。福島県庁は、何か放射能や被ばくのことがあるとすぐに、WHOだ、IAEAだ、ICRPだ、UNSCEARだと、いわゆる国際原子力マフィアと言われている組織を持ちだしてきて権威付けしようとします。しかし、こういう国際組織は、これまで何十年もの間、世界中で放射能の危険性と放射線被曝による健康被害を矮小化し、過小評価し、隠蔽し、捻じ曲げてきた組織です。こんなところの言うことを持ちだしてくれば来るほど、逆にそれは全く信用できないものだ、と言うことになるのです、逆効果です。そもそもIAEAなどは原子力の推進機関です。そんなところが、放射能は大したことはありません、被ばくは心配しないでいいです、なんて、かつてのダマシタ俊一(山下俊一)のようなことを言ったとしても、誰がそんなものを信用するでしょうか。原子力を推進するための方便だと、たいていの人は思うでしょう。県民・国民に納得をしてもらう根本の姿勢のところから歪んでいると言えます。福島県庁様、一度、根性をたたき直して差し上げましょうか。

 

◆それから、福島県庁に申し上げたいのですが、あなた方は「県民を傷つけてはいけない」なんて、よくもそういうことが平気で言えますね。何言ってるんですかと言い返したくなります。あなた方のおかげで、心だけでなく、実際に猛烈な放射線で体を傷つけられてしまった県民はたくさんいるんですよ。要するに、県庁のあなた方が加害者なんです。県民の放射線被曝が無用に大きくなってしまったのは、あなた方が放射能汚染を隠していたからです。県民の健康調査もあなた方が邪魔をしたから、初期被ばくも分からなくなってしまいました。三春町にヨウ素剤を住民に飲ませるなと、圧力をかけたのは誰だったのですか、あなた方県庁ではないですか。どの面下げて「県民を傷つけてはいけない」などと言うのでしょうか。

 

◆そもそも、こんな鼻血の話が大騒ぎになるのも、本来ならば、きちんと賠償・補償と再建支援を受けて、(除染の期間中の一時的なものを含めて)避難・疎開・移住をしてなければならないような高濃度の放射能汚染地帯に、県民・住民を経済的に追い込みながら無理やり定住・帰還させているからこそではないのですか。要するに、あなた方の言っている「復興」など、どこにも県民の命と健康を守って、無用の放射線被曝を避けながら、一人たりとも放射線被曝被害者を出すことなく、人間を最も大事にした復興を主眼にやって行くということがない、ニセモノの土建・利権の復興だからではないのですか。

 

◆何が一丸となっての復興でしょうか。何が「風評」ですか。いい加減なことを言うな、です。県民・国民をバカにするな、です。放射能や被ばくへの懸念が高まって、たくさんの人が心配で心配で不安に陥っているのは、あなた方県庁の出鱈目な事故後対応が大きな原因なんです。放射能だ、放射線被曝だと言えば、すぐに隠したがるし、ごまかしたがるし、口を開けば風評だという。いい加減にしろ、です。

 

(大阪の放射能の危険性を理解できないチンピラ右翼が、口を出しているようですね。じゃかましい、引っ込んでろい、とみんなで声をあげましょう。大阪は私の生まれ故郷です。まさにこの人間は大阪の「恥さらし」です。情けなくて、恥ずかしくて、穴があったら入ってしまいたい気分です)