2016年4月から、いよいよ電力小売全面自由化です。
東京電力や関西電力から乗り換えたい!と考えている方が多いと思います。
しかしせっかく自由化しても、私たちが選べる「自然エネルギーの電力会社」は
非常に限られる、また値段も高くなってしまう恐れがあります。
そこで、せめて、原子力や化石燃料から自然エネルギーに乗り換えたい、
そのために、自然エネルギーの新しい電力会社が不利になるような制度変更は、
見送ってください、という署名を始めました。
FIT(再エネ固定価格買取制度)の制度変更(回避可能費用の算定方法の変更)
に関するものです。詳細は下記をご参照ください。
ぜひ、一緒に広げていただけたら幸いです。
吉田明子
FoE Japan
<転送・転載歓迎!>
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自然エネルギーの電気が買えなくなる?!オンライン署名
署名はこちらから! https://goo.gl/8zHl7O (Change.org)
パワーシフト・キャンペーン http://power-shift.org
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2016年4月からの電力小売全面自由化をひかえ、固定価格買取制度(FIT)によ
る再生可能エネルギー電力に関する制度変更が検討されています。
しかし、この変更は、再生可能エネルギーを中心とした供給をめざす新しい電
力会社にとって不利となり、リスクが高く、経営が成り立たなくなる恐れがあ
ります。自然エネルギー電力会社の危機ともいえます。
<署名内容>
政府のみなさん、消費者が再生可能エネルギーの電力会社を選べるように、
制度変更は再考してください!
新しい再生可能エネルギーの電力会社が成長するまで、
再生可能エネルギー電力の「仕入価格」に関する制度は現状維持としてくださ
い。
オンライン署名はこちらから! https://goo.gl/8zHl7O (Change.org)
<署名の背景>
●再生可能エネルギー電力の仕入れコストとは?
2012年に実施されて以来、再生可能エネルギー(以下再エネ)導入を大きく後
押ししてきた「固定価格買取制度(FIT)」。
電力会社は、再エネで発電された電気を、一定価格(固定価格)で一定期間
(20年間など)買い取ります。
その「固定」買い取り価格は販売価格より高く設定されており、消費者から集
めた賦課金による「交付金」を受け取ることで、その残りが「仕入価格」とな
ります。
この再エネ電力「仕入価格/交付金」の計算方法の変更が検討されています。
(図のA⇒Bへ *署名のぺージ参照)
●変更でどうなるの?
「電力会社が受け取る交付金の額が減る =再エネ電力の仕入価格が上がる」
ことが予想されます。
それによって、特に再エネを中心に販売しようとする電力会社の経営が困難に
なることが懸念されます。
●自然エネルギー電力の危機?!
私たちは、市民・消費者として、再エネ電力を中心に扱う新しい電力会社の誕
生を心待ちにしています。
制度変更によって、そのような電力会社の経営リスクが高まれば、再生可能エ
ネルギーの電力会社を選びたくても選べない、ということも起こるかもしれま
せん。
そこで、制度変更の影響が明らかになるまで、また新しい電力会社が誕生して
経営が安定するまで、現行制度の継続を求めます。
ぜひとも、多くの方に、この署名についてご紹介いただければ幸いです。
締め切り 9月初旬締め切り、9月上旬に提出の予定です。
※提出の日程が確定しだい、決定します。
<参考情報>
・回避可能費用について (新エネルギー小委員会第6回資料)
http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/kaitori
seido_wg/pdf/006_01_00.pdf
・コンシューマネット・ジャパン
回避可能費用算定方法変更に関する意見書(改訂版)と資料
http://consumernet.jp/?p=2113
・総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会
省エネルギー・新エネルギー分科会 新エネルギー小委員会
http://www.meti.go.jp/committee/gizi_8/19.html
<団体賛同も募集中!!>
こちらから https://goo.gl/qL2UMJ
また、パワーシフト・キャンペーンでは、自然エネルギーを買いたい!という
市民・消費者の声を可視化するため「パワーシフト宣言」を集めています。
まだのかたはこちらにもぜひご参加ください!
http://power-shift.org/declaration
<呼びかけ団体>
パワーシフト・キャンペーン、eシフト、
FoE Japan、コンシューマネット・ジャパン、気候ネットワーク、
電力改革プロジェクト、環境市民、太陽光発電所ネットワーク ほか