規制委:泉田知事に会わず、県専門委員会もボイコット、動画編集にも失敗で越年

(重複お許し願います、転載・転送を歓迎します)
今年最後の原子力規制庁森本次長のブリーフィング(記者会見)をさらっと聞いておこうと観たら面白い。規制庁が年末にまで醜態を演じ、作為的に修正しようとしたことがばればれのおかしな動画をずっとアップしたまま越年する様だ。
以下、ご参考に。
来年も規制委・規制庁をしっかり責めねば。

規制庁が記者会見動画いじりに失敗(まぜこぜ動画で越年?)
田中規制委員長が塩崎自民党議員に会っても泉田新潟県知事に会わず、新潟県技術委員会に規制庁職員を出席させない本当の理由は?

年末最後の規制庁ブリーフィング(12月27日)の録画動画を観ていて、自分のパソコン操作を疑った。ブリーフィングの動画の中に新規制基準適合性審査の動画が混じってくるのだ。規制庁はこの間違った動画のまま越年するのだろうか。
http://www.youtube.com/watch?v=cdO78tCkqqQ&feature=c4-overview&list=UU5_urTtPY2VjNc1YOI4rBCg
森本次長への最初の質問は、珍しく岩波書店「科学」の田中記者。田中委員長が事務局裁量で塩崎自民党議員に会いながら泉田知事に会わないことの理由を質問。森本Jが、個別に判断する、地元に規制庁職員がいると逃げようとする。記者が、過去2回の新潟県(第3回新潟県原子力発電所の安全管理に関する)技術委員会に規制庁職員が出席しておきながら、第3回(12月19日)に規制庁職員が出なかった理由も追及。佐藤広報課長が第3回はフィルタベントの話で、規制委員会で審査中の話題ゆえと言い訳にもならない説明。懸案のフィルタベントの話だったら尚更出席するべきなのに。
岩波記者が質問を続けると、突然、委員や渡辺満久さんの規制委審査会合が出てくる(YouTube10分15秒)。これが13分29秒のところで規制庁ブリーフィングに戻って、
岩波記者「それはだって差し戻されているではないですか、更田さんによって?」
森本「いや、それは今審査中ということで」
佐藤広報課長「広い意味での審査が進められている。差し戻しと言うことでは無くて」
記者「そうなんですね。分かりました、」で終わる。
何とも訳が分からない。規制庁は新潟県技術委員会のことを追及されたくなかったし、その応答を削除しようとしたのであろう。
別の記者が「田中委員長は政治的発言もする。一方で泉田知事に会わない。普通の人が聞くと、柏崎刈羽原発の地元の知事に会わないのはおかしいのではないかといわれ、その方が説得力がある。これをずっと無視する理由を説明してほしい。ちゃんとした基準があるのかないのか」と尋ね、森本Jが委員長が会うかどうかはそれぞれのケースで判断、ルールがある訳ではない、政治的な意図は全くない、と答えにならない回答。
明らかに、原子力規制委員長は泉田知事から逃げ、かつ新潟県技術委員会にも不誠実な対応をしている。
来年も厳しく原子力規制委委員会を監視・追及していかないといけない。
以上