日時:2020年9月13日(日)13:30~16:30
参加費:500円(学生は100円)
会場:文京区湯島地域活動センター 多目的室
(https://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/kumin/chiiki/yusima.html)
問題提起者:佐々木隆治さん(立教大学経済学部准教授)
問題提起要旨:
新自由主義の席巻により、「近代化」「自由」「改革」といった言葉は意味を奪い取られ、批判精神は衰退。交換関係の外部にあるものまで市場に投げ込まれ、市場原理が社会統治の正当性に据えられた。資本の収奪による環境破壊は物質代謝の攪乱をもたらし、疫病蔓延に国家が手をこまねく様は目を覆うばかりだ。そうした惨状を打開するには、新自由主義の概念基盤の外に立たねばならず、散見するような国家権力増大の批判や、「経済を回す」という言辞による対抗だけでは、真の変革はなしえない。市場の力を覆すために有効なのは、今なお階級闘争である。マルクスの生産関係論を新たに読み解くことで、階級闘争のイメージをアップデートし、現状を克服するための議論の契機としたい。
会場の都合上、席数が限られていますので、事前登録制とさせていただいておいます。参加希望の方は、必ず事前に事務局(メール:fuku(◆)aaa.email.ne.jp
(◆)を@に置き換えてください。)までお申込みください。
当日の討論会の内容は、原則的にすべて録音し、報告書を作成いたしますので、ご了承ください(匿名希望の方などは配慮いたします)。
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