記録映画から読み解くオリンピック - PARC自由学校2019オープン講座 -

 来年東京で開催されるオリンピック・パラリンピック。しかし、私たちの多くにとって、開会式・閉会式や競技を目にするのは、映像を通してです。五輪と映像ははたしてどのような関係を結んできたのでしょうか。
 手がかりとなるのが、レニ・リーフェンシュタール監督『オリンピア』(「民族の祭典」・「美の祭典」1938年)と市川昆監督『東京オリンピック』(1965年)です。
 それぞれ1936年ベルリン五輪と1964年東京五輪を撮影した両作は、ともに映画史に残る傑作として知られる一方で、記録と演出、芸術と政治をめぐる論議を呼んできました。二つの映像作品を検証することは、政治イベントとしてのオリンピックと向き合い、中継やニュース速報のような映像の自明性を疑う機会ともなります。
 講師に映像を交えてお話いただきます。

日 時:8月5(月)19時~21時30分

主催・会場:アジア太平洋資料センターPARC自由学校(東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル2F。都営新宿線「小川町」、丸ノ内線「淡路町」、千代田線「新御茶ノ水」A5出口から徒歩2分)。Tel 03-5209-3455  e-mail:office@parc-jp.org

講 師:永田浩三(武蔵大学教授)

申込み:下記のWEBフォームから入力されるか、メール、電話にてご連絡ください。
http//www.parc-jp.org/guidance/form06.html

参加費:500円

初出:「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/