中東で、イスラエル軍によるガザ地区への空爆が続いている折から、東京都平和祈念館(仮称)建設をすすめる会による「語り継ぐ東京空襲 トーク集会」が、12月9日(土)午後1時30分から、エデュカス東京5階中会議室(東京都千代田区二番町12-1。JRの四ッ谷駅または市ヶ谷駅下車)で開かれます。
集会開催の狙いについて、同会は次のように述べています。
「ロシアのウクライナ侵略はすでに1年半以上にわたっています。この間にロシアは、たび重ねて核兵器使用の威嚇をしています。また、ロシアも、そしてアメリカの支援を受けているウクライナも国際法上非人道兵器として禁止されているクラスター爆弾を使用しています。一方、中東ではパレスチナのイスラム組織『ハマス』とイスラエル軍との間で戦闘行為が始まり、その成り行きが国際的に心配されています」
「こうした中で共通していることは、いずれも一般市民を標的にした攻撃が繰り返され、多くの犠牲者が出ていることです。東京は先の大戦でアメリカから100回以上の空襲を受け、10万以上の一般都民が犠牲となり、300万人以上が被災しました」
「今こそ、私たち都民は、この戦争の惨禍を語り継ぎ、大軍拡と戦争準備とを許さず、東京をアジアと世界の平和に貢献する国際都市となるよう力を合わせましょう」
集会では、東京空襲被害者、東京新聞記者・井上靖史さん、東京大学名誉教授・小森陽一さん(九条の会事務局長)らのトークが予定されています。。
入場無料。ただしカンパの訴えがあります。会員でなくても集会の趣旨に賛同する人なら誰でも参加出来る。
東京都平和祈念館(仮称)建設をすすめる会の電話03-3230-3211
初出 :「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/