普天間爆音訴訟支援・連帯行動に参加を(!)
■「暑い、暑い」を挨拶代わりに連発してしまう毎日ですが、みなさんどうお過ごしですか。
9条改憲阻止の会では日米同盟論の検討をメインテーマとした合宿(8月22日~23日)を準備中です。が、また、8月末の日米合意の履行(辺野古新基地の場所・工法の決定)により次のステージに入る普天間基地移設問題への取り組みも進めています。この間、新宿では「新宿ど真ん中デモ」が若い人たちに提起されメンバーの多くが参加しました。広島や長崎での集まりなど様々の行動に加わったりすることと思いますが、8月2日(月)、8月3日(火)と行われる普天間爆音訴訟支援・連帯行動の呼び掛けが届いていますので、紹介とともに会としても参加を呼び掛けます。
■7月29日には普天間爆音訴訟が福岡高裁那覇支部で控訴審を迎えます。この支援・連帯行動が行われます。8月2日(月)は正午から午後4時まで衆院第二議員会館前で「座り込み集会」があります。そして午後7時からは全水道会館(JR水道橋駅下車他)で支援報告集会が行われます。この集会では伊波・宜野湾市長の特別報告などがあります。8月3日(火)は普天間爆音訴訟団のアメリカ大使館と日本政府(官邸、外務省、防衛省)に抗議のための行動をします。そして午前10時から午後1時までは衆院第二議員会館前で「座りこみ集会」があります。この東京行動に対する要請があります。時間があれば連帯の行動の参加してもらいたいということです。
■新聞では一方で8月末の日米合意の履行が取りざたされながら、他方ではアメリカ海兵隊のグァム移転計画の遅れが伝えられています。アメリカのアフガニスタンでの戦争の行き詰まりが報道される中で、アメリカ内部でアメリカの外交―安全保障戦略の見直しが民主党の有力議員などが提起し、大きな反響を呼んでいることがあります。これには「世界の護衛官」としてその軍事力で世界の平和を維持するという戦略が冷戦時代の遺物として批判されていることがあります。冷戦時代以降の9月11日事件を契機とする新戦略も冷戦時代を引きずり、衣替えしたに過ぎないという側面が存在しました。これは当然のことですが、その中で注目すべきは「沖縄海兵隊」の存在を無用のものと指摘していることです。これはアメリカ側から沖縄に駐留する海兵隊の見直しが提起され始めたことであり、菅首相や民主党の首脳のいう「抑止力」論の根拠が疑われることです。秋からの新しい展開に備えた準備をやっておきましよう。 (文責 三上治)