野狐台、初めての秋

  転居先の住所は鏑木町(かぶらぎまち)なのだが、近接の野狐台(やっこだい)自治会に属しているのを実感したのは、佐倉秋祭りであった。

 周辺には、さまざまな巨樹古木が多く、初めての秋を迎え、紅葉と木の実を楽しんでいる。町育ちの私には、柿の木すら身近に思えたのは初めてであった。

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10月4日、いまにも枝が折れそうに、実をつけていた。

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 11月3日、渋柿だけどどうぞと言われて、持ち帰ったもののどうしたら良いものやら。まず落ち葉と一緒に絵にかいてみた。ネットで調べてみると、焼酎やブランデーにつけてしばらく密閉にしておくとよいそうだが、家にあるのはビールとワイン、料理酒くらいなのでいちばん簡単そうな渋抜きを試みた。皮をむいて四つ割りにして冷凍庫に、もう半分は干し柿にしようと、むいた柿を熱湯消毒?してベランダにつるしてみた。さてどうなることか。柿の木には、まだたくさんの実がなっている。

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 落ち葉と木の実のごちそうはいかが。

初出:「内野光子のブログ」2025.11.10より許可を得て転載
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2025/11/post-bdd5b7.html

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座  https://chikyuza.net
〔opinion14514:251111〕