6月26日付けスタディルームへの蔵田計成報告の表題を見てぶっ飛びました。そんなこと金輪際あり得ないと思ってきましたから。で問題の福島県健康管理課に提出された「中間報告」を読んでみましたが、これまでの調査で判明した有病率と国のガン有病率統計を比べて、前者が数十倍のオーダーで多いと、先行調査の当初から判っている事実を繰り返して、「科学的知見」、チェルノブイリとの放射性ヨウ素の被曝量比較、同じくチェルノブイリ発症者の被爆時年齢が概ね5歳以下に偏在すること、スクリーニング効果をあげて、福島第1原発の事故によるとは考えにくい、とやはりこれまでの見解を繰り返しているだけ。
当局は一切「増えた」などと認めちゃいません。
蔵田氏は一体まじめにこれまでの経緯を追跡してきたのだろうか。こんな報告が「スタディルーム」に掲載されるようではいけませんなあ。