◆学習会「黙祷とは何なのか?」
7月20日(日)14時~17時 参加費500円
・報告 主催より
・提起 日野 直近さん(靖国解体企画)
・全体討論
■会場 つくば市立 吾妻交流センター 和室にて
(茨城県つくば市吾妻1-10-1、
TX線つくば駅前 アイアイモール4F)
■主催 戦時下の現在を考える講座
(ツイッター:@against_war
ブログ:inwartimeinibaraki.hatenablog.com/)
問合せ tel:090-8441-1457加藤/080-5459-9576鈴木
mail : under_the_war_regime@yahoo.co.jp
★その② 集会「靖国と「天皇教」を問う」および
デモ「靖国と天皇いらないデモ」は8月10日に同所で開催します。
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この地では毎年八月十五日に全国戦没者追悼式典が開かれます。天皇も首
相も出席する政府主催の式典ですが、なぜ人々が死んだのか、責任は誰にあ
るのか、はそこでは問われません。問われれば、少なくとも先代の天皇裕仁
は出席できなかったでしょう。そしてこの会場を中心に正午には全国で一斉
に黙祷がなされます。責任を不問にしたままで国民に要請される儀礼として
の祈りには、どんな意味があり、どのような効果がもたらされるのでしょう?
悲劇的出来事による死者を追悼するために、主宰者の指示に服して一定時
間の沈黙と不動を守る集団的儀式としての黙祷は、古くからある伝統宗教的
な祈りの形式ではありません。遡るとそれは、第一次大戦で未曾有の大量死
と文明の崩壊に直面した近代西欧が発明したものです。危機をもたらすのは
戦争だけではありません。この国では二年前の三月十一日から、政府主催・
天皇出席で黙祷を挙行する式典がもう一つ加わりました。すると黙祷とは、
国家に対する国民の離反、国民国家の分裂解体を覆い隠し食い止めるための
装置のことなのでしょうか。
黙祷とはいったい何なのか?今や学校・会社・スポーツなど様々なレベル
の社会集団に浸透し、私たちも当然のように従っているこのよくわからない
制度について知り考えるために、二十年もの間、追悼反対をかかげて八月十
五日の靖国神社へ抗議行動を続けている靖国解体企画の日野直近さんをお招
きして、黙祷の機能・黙祷と死者・黙祷と宗教・黙祷と共同体・黙祷にどう
対すべきかなどなど、集まったみなで話し合いたいと思います。