(緊急のご協力のお願いが2つあります)広島平和研究所問題、玄海町長 「核のゴミ最終処分場」発言問題)

 

1.広島平和研究所(広島市立大学)の高橋博子博士の解雇を撤回し平和研究・脱原

発脱被ばく研究の神髄を守れ!!

高橋博子博士は、これまで放射線被曝の歴史研究においてすぐれた業績をあげら

れ、アメリカの外交・行政文書発掘や「核」を巡るさまざまな執筆活動、更には市民

運動・社会運動と連携した精力的な活動などにより、日本国内はもとより海外からも

多くの方々の信頼と期待を得ておられた若手研究者のホープです。その方をあろうこ

とか、被爆地・広島の大学の研究所(の一部幹部たちが)が雇用契約を打ち切って高

橋博子博士を解雇してしまっているのです。信じがたいことと言わざるを得ません。

この人事は明らかな学問・研究の自由の侵害、研究者への露骨な圧力行為と言わざ

るを得ません。こんなことを許していたら、日本の大学や専門研究はおかしくなって

しまいます。みなさまには、下記の参考サイトをご覧いただき、よろしければ署名に

ご協力をいただくとともに、可能な限りで「大拡散」をお願い申し上げます。

また、広島平和研究所や広島市立大学への直接的な要請も有効かもしれません。さ

まざまな形での高橋博子博士の研究継続を多くのみなさまの手で守って下さることを

お願い申し上げます。粘り強い対応が必要かと思われます。

(参考)封印されたヒロシマ・ナガサキ 米核実験と民間防衛計画-高橋博子/著

本・コミック : オンライン書店e-hon

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032711367&Acti

on_id=121&Sza_id=C0

(参考)広島市 広島平和研究所の現状を深く憂慮します ーー核被害の非人道的な実

相解明、被爆体験の学問的継承に貢献する研究センターを求めます。  地域から未来

をつくる・ひがし広場

http://www.jtgt.info/?q=node/1150

(参考)広島平和研究所トップ – 広島市立大学

http://www.hiroshima-cu.ac.jp/modules/peace_j/

 

●キャンペーン ・ 広島市 広島平和研究所の現状を深く憂慮します ーー核被害の非

人道的な実相解明、被爆体験の学問的継承に貢献する研究センターを求めます ・

Change.org

http://qq3q.biz/tz22

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広島市立大学広島平和研究所では、2015年度になってヒロシマの被爆体験伝承や海外

の核被害の調査研究に熱心であった2名の有期契約の講師に対し、立て続けに雇い止

めが通告されました。そして外務省と防衛省から集団安保や核テロ防止などの専門家

という名目で中央省庁勤務経験者を教授、准教授として招いています。

広島市の被爆70年記念事業として、広島平和研究所が編纂した「平和と安全保障を考

える事典」にも、軍事力や核抑止力を背景にした「集団的安全保障」論、自衛隊の海

外派遣を前提にした「平和構築」論や「平和貢献」論への傾斜が感じられることを私

たちは遺憾に思います。広島平和研究所の講座を受講した受講者や吉川元所長が行っ

た講演を聴いた多くの市民からも不満や怒りの声が上がっています。

軍事力や核抑止力を背景にした集団的安保論、自衛隊の海外派遣を前提にした「平和

構築」論、「平和貢献」論への傾斜は、真の意味での世界平和構築にはむしろ阻害要

因となることは自明の理であり、ヒロシマが世界平和のために期待されている役割を

裏切ることになると思います。広島平和研究所が取り組む研究内容も、【第5次広島

市基本計画】が謳う「広島平和研究所における様々なテーマによるプロジェクト研

究」を通じての「被爆体験の学問的整理」や「被爆体験の思想化」とはほど遠いもの

になりつつあります。私たちはこのような広島平和研究所の現状を深く憂慮します。

広島平和研究所が今後もこのような状態を続けるならば、人類史初の原爆の悲惨を体

験した広島の被爆者の核廃絶を求める声をあげ続けて来た広島市には全く相応しくな

いと断ぜざるを得ません。広島市立大学が計画している大学院の平和研究科は、広島

平和研究所とは切り離し、真に核被害の実相解明、被爆体験の学問的整理に尽力して

きた研究者を結集すべきです。先頃雇い止めを通告された2人の講師こそ広島市立大

学の大学院平和研究科に相応しいスタッフだと思います。

広島県と広島市は、核被害を調査研究する日本と世界のNGO、研究所、大学に対し、

サテライトオフィスのように機能して、情報の提供、研究助成を行い、核被害と被爆

体験継承の研究センターを確立すべきです。私たちは核被害の非人道的な実相解明、

被爆体験の学問的継承に貢献する研究センターを求めています。オーストリアなどに

よる「核兵器の禁止と廃絶のための人道の誓い」やマーシャル諸島共和国による核保

有国の提訴に呼応する調査研究が求められています。

私たちは、国内外の市民、専門家と連帯し、核被害の非人道的な実相解明、被爆体験

の学問的継承、ひいては核廃絶に貢献するような研究センターのためならあらゆる協

力を惜しまないことを誓います。

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2.(メール転送です)佐賀県を核のゴミ捨て場にさせてはいけない!!

玄海原発再稼働をなんとか止めようと頑張っておられる地元の方より下記のメール

をいただきました。みなさまのご協力をお願い申し上げます。「毒を食らわば皿まで

も」を絵にかいたような事例ですが、(原発再稼働もしかりながら)かようなことを

玄海町の一握りの人間たちで決めていいことではありません。大至急でお願いいたし

ます。

(参考)核ごみ処分 玄海町長前向き、処分場選定に波紋(毎日 2016.4.27)

http://mainichi.jp/articles/20160427/ddm/001/010/106000c

(参考)東京新聞核ごみ受け入れ「協議も」 佐賀・玄海町長「国が選定なら」政治

(TOKYO Web)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201604/CK2016042702000243.

html

(参考)核ごみ最終処分場「前向き」 玄海町長否定:朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/CMTW1604274200001.html

(参考)NHK(画像出典)佐賀 玄海町長 “核のごみ”処分場受け入れるか検討

NHKニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160427/k10010500281000.html

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion6070:160504〕