川崎陽子さんは欧州在住の環境ジャーナリストで、国際的にも核や被ばくの問題について活発に発信をしておられます。チェルノブイリ原発事故後のヨーロッパの被ばく問題に精通され、いわゆる国際原子力マフィアと呼ばれる悪質な放射線被曝の歪曲・矮小化を行っているグループの動向についても詳しい方です。日本にも時折来られていて、東電福島原発事故に関する執筆活動も積極的です。昨今では、岩波月刊誌『科学』の2018年2月号に「放射線被ばくの知見を活かすために国際機関依存症からの脱却を:小児甲状腺がん多発の例から考える」を執筆されています。今回は、川崎さんの来日のタイミングに、真夏の暑い盛りの時ではありますが「国際原子力マフィアと放射線被曝をめぐる国際情勢」をテーマにご講演をいただくことにいたしました。また当日は「環境・脱原発先進国ドイツと日本とは何が違うのか」についてもお話しいただけることになっております。どうぞみなさま、この機会をお見逃しなく、ご参集いただけますと幸いです。
日 時:7月30日(月)18時~21時(開場17時30分)
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
たんぽぽ舎のあるダイナミックビルの4階 JR水道橋駅西口から5分
水道橋西通りを神保町方面に向けて左折し、グローバルスポーツビル、
GS跡地を過ぎて鉄建建設本社ビルを過ぎたら左折。(別添PDFファイルに略図)
東京都千代田区神田三崎町2-6-2 tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797
Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/
講 師:川崎陽子(かわさき ようこ)さん
欧州(ドイツ語圏)在住環境ジャーナリスト
横浜国立大学卒業後、
日本企業研究職、米国企業技術職を経て、
ドイツ・アーヘン工科大学で応用工学修士(環境学・労働安全)取得。
共著「公害・環境問題と東電福島原発事故」
核(兵器もエネルギーも)のない持続可能な世界を!
(関連)放射線被ばくの知見を生かすために国際機関依存症からの脱却を、小児甲状腺がん多発の例から考える(イントロ部分)(川崎陽子『科学 2018.2』)
https://www.iwanami.co.jp/kagaku/KaMo201802.html
(関連)誤りが改訂されない文科省「放射線副読本」の背景(川崎陽子 2015.9)
https://drive.google.com/file/d/1TZOb9Pp5UvtPRD_6ncu4CiqhDmwL-65v/view
https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/07/4530603ac05f8cbd928fcb7b6b6528ea.pdf
https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/07/53a519972df417d97e5632b1013aad39.pdf